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エナジードリンクに規制!?危険性を警告する声や未成年者の事故も発生

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エナジードリンクを規制する動きが欧米で広がっています。

ACSM(アメリカのスポーツ医学会)では、小児のエナジードリンク摂取の危険性を警告する声明を発表しました。

 

英国においては、大手スーパーのアズダ、テスコなどが、16歳以下へのエナジードリンクの販売を禁止しました。

カナダでは、アルコール入りエナジードリンクを飲んだ未成年者が死亡してしまう事故が発生しました。

そのため、エナジードリンクの販売や製造の規制が検討されています。

 

エナジードリンクを仕事の疲れや、運動の疲れを取る為に摂取する人は多いと思います。

エナジドリンクにはどんな危険性があるのでしょうか。

エナジードリンクについて

エナジードリンクは元気を出したい時などに栄養を補給する栄養飲料です。

炭酸が刺激的で、体をリフレッシュしてくれる感じです。

 

数年前から海外ブランドの製品が販売されるようになりました。

今ではコンビニエンスストアなどにも当たり前の様に置いてあります。

食品衛生法の規制により日本で販売されているエナジードリンクは、海外ブランドのレシピの一部を日本向けに変更された物となっています。

 

ドリンク剤との違い

エナジードリンクとドリンク剤の違いは、配合されている成分や量が、医薬品または指定医薬部外品のカテゴリーに入るか、清涼飲料水のカテゴリーに入るかの違いによります。

医薬品または指定医薬部外品として該当のであれば、疲労解消(肉体疲労時の栄養補給)などに客観的な効果があると認められています。

しかし、清涼飲料水や炭酸飲料の場合は、疲労回復などの効果を客観的に認められたという訳ではないのです。

 

ドリンク剤でもエナジードリンクでも、テレビなどのCMのイメージで効き目感を訴求している部分が大きくあります。

配合されている成分の効果だけでなく、飲んだ人が効いたと感じるどうかによる部分も大きいと言えます。。

 

また、ドリンク剤はビンに入っている事が多いですが、エナジードリンクの場合はデザインの缶入りタイプが多いです。

 

人気のエナジードリンク

レッドブル


エナジードリンクの効果はカロリーとカフェインにあります。

カロリーがエネルギーとなり、カフェインが眠気やだるさを改善します。

 

レッドブルはさらにアミノ酸の一種アルギニンが含まれています。

アルギニンは免疫力を高めたり、筋肉を強くする働きがあります。

また、エネルギーの産生を高める働きもあります。

 

レッドブルはエナジードリンクの王道とも言え、エネルギーを補給する典型的なドリンクです。

➡Red Bull レッドブルの詳細はコチラからどうぞ

 

モンスターエナジー

レッドブルと基本的には同じですが、細胞内でエネルギーの産生を高めるD-リボースや、疲労回復やスタミナを補給する効果のある高麗人参が配合されています。

疲労を回復させるという部分では、エナジードリンクの中ではもっとも効果があると言えるのではと思います。

➡モンスター エナジーの詳細はコチラからどうぞ

 

バーン

 

基本的な作りはレッドブルやモンスターエナジーと同じですが、アサイー、マカ、ガラナの3つの素材を加え、オリジナル感を出しています。

ミラクルフルーツともいわれるブラジル原産のアサイー、精力剤としても有名なマカ、そしてガラナに含まれるグアラニンという成分は、カフェインと似た働きをします。

 

この3つの要素により、エネルギー補給以外のサプリメント的な要素を持たせています。

それにより、疲労回復だけでなく滋養強壮のイメージを高めています。

 

エナジードリンクの危険性について

ACSMの調査によると、学生アスリートの約80%がエナジードリンクを使用し、パフォーマンス向上を計っているという事です。

エナジードリンクの市場は世界全体で、2013年に390億ドル2021年には610億ドルまで上がる見込みがあると言います。

 

清涼飲料水では100mlあたり20mgのカフェインを制限量としていますが、市場で販売されているエナジードリンクにはこの基準を上回り100mlあたり30~134mgのカフェインを含む商品もあるという事です。

2004年~2012年に寄せられた健康被害情報によると、エナジードリンクによる副作用がが166件あり、そのうち18件が死亡事故でした。

海外では若者を中心に支持され、爆発的なヒットを生み出していますが、副作用についても多数の報告が上がっています。

 

日本で販売されているエナジードリンクは、海外のレシピをアレンジし、過激な成分は配合されていなく安心して飲めるはずでした。

が、2015年には国内でも死亡事故が発生してしまいました。

仕事の眠気覚ましにエナジードリンクを頻繁に飲んでいた20代の男性が死亡してしまいました。

エナジードリンクの副作用

エナジードリンクによる副作用は、大量に含まれているカフェインにあります。

カフェインは植物が持っている天然成分「アルカロイド」の一種で、コーヒーやカカオ豆などに含まれている事で知られています。

 

エナジードリンクに大量のカフェインが含まれているのは、カフェインに中枢神経を興奮させる作用があるからです。

カフェインの効果には

  • 覚醒作用
  • 強心作用
  • 高揚感
  • 皮下脂肪燃焼効果
  • 筋収縮作用

があります。

 

眠気がある時や、気分が上がらない時に飲むと眠気が覚めて気分がスッキリとします。

運動前に飲むと筋肉に作用して持久力が高まったり、ダイエット効果が高まったりします。

 

しかし、カフェインには中毒性があり、摂取後には急性症状が起こりやすくなります。

  • 興奮
  • 動悸
  • 心拍数の増加
  • 不安
  • 震え
  • 不眠症
  • 吐き気

摂取するカフェインの量が少なければ、健康への影響はほとんどありません。

また、症状が現れたとしても、体内にあるカフェインは分解・代謝されて尿と一緒に排出された後は影響がなくなります。

 

では、安全な摂取量はどのくらいなのでしょうか。

  • 成人…400mg以下
  • 妊婦…200mg以下
  • 子ども…45mg以下

エナジードリンクを飲む時は成分表示でカフェイン含有量をチェックしましょう。

 

エナジードリンクに規制まとめ

エナジードリンクは元気を出したい時などに栄養を補給する栄養飲料です。

日本では、レッドブル、モンスターエナジー、バーンなどが人気があります。

 

学生アスリートの約80%が使用していて、エナジードリンクの市場は2021年には610億ドルになると予想されています。

 

しかし、エナジードリンクに含まれている大量のカフェインにより副作用もあります。

エナジードリンクを飲み時は、成分表示でカフェイン含有量を確認すると良いと思います。











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