パチンコ・スロット情報

角台とは?パチンコ・スロットで当たりやすいのか元店員が解説

更新日:

「角台って、よく聞くけど何のこと?」

「角台は出るって本当?」

 

こんな疑問を持ってこの記事にたどり着いた人も多いと思います。

 

先に答えを書きます。

 

角台とは、パチンコ店の「島」の端、通路側にある台のことです。

「島」とは、台が背中合わせに並んだ列のかたまりのことです。

角台の隣の台は「角2」と呼ばれます。

 

角台は「当たりやすい」とよく言われますが、それを裏付けるデータは見つかりませんでした。扱いはお店や日によって違います。

そう言われるのは、通路から目立つ角台を、お店が「見せ台」として使いたがるからです。

 

この記事で分かること:

  • 角台・角2の意味と場所
  • 角台が当たりやすいと言われる理由と、そうとは限らない理由
  • スマスロ・スマパチが増えた2026年10月時点の角台
  • 角台に座るか迷ったときに見ること

 

パチンコ店で8年働いた元店員の僕が、お店側の目線で説明します。

 

パチンコ店の島の図。島の端の通路側にある台が角台、その隣が角2、さらに隣が角3

 

「島」「台」などの言葉や、パチンコ店での基本のルールを知りたい人は、こちらも参考にしてください。

 

➡ パチンコ・スロットの初心者講座(ルールとマナー)

 

 

角台とは、パチンコ店の島の端(通路側)にある台のこと

島の両端にある、通路に面した台が「角台」

パチンコ店の台は、何台かずつ背中合わせに並んでいます。

このかたまりを「島」と呼びます。

 

島の端にあって、通路に面している台が「角台」です。

「カド台」と書かれることもあります(出典:Weblio「角台」パチンコ・パチスロ用語辞典)。

 

島には両端があり、さらに背中合わせで表と裏の両側があります。

なので、1つの島に角台は1台だけではなく、いくつかあります。

場所は上の島の図で確認してください。

 

スロット(パチスロ)でも「角台」の意味は同じ

角台という呼び方と場所は、パチンコでもスロット(パチスロ)でも同じです。

 

違いが出るのは「お店が台に何で差をつけられるか」のところです。

パチンコとスロットでは、ここの仕組みが違います。

これは次の章で説明します。

 

どこまでを「角」と呼ぶかは、お店のレイアウトで変わる

上の図は、まっすぐな島のいちばん分かりやすい形です。

 

実際のお店では、島の形はいろいろです。

島の内側に曲がり角がある店もありますし、1つの島に何種類かの機種が並んでいる店もあります。

 

そういう店では、「どこまでを角と呼ぶか」が人や店によって少しずつ変わることがあります。

この記事では、いちばん一般的な「島の端の通路側の台=角台」という意味で話を進めます。

 

角台が当たりやすいと言われるのは、通路から目立つ「見せ台」だから

お店にとって角台は「人目につく場所」

角台は、通路を歩くお客さんの目にいちばん入りやすい場所です。

 

お店側の本音を言うと、そこが出ていると「この島は出ているのかも」と思ってもらいやすい。

島に足を踏み入れるお客さんが増えれば、まわりの台も打ってもらえます。

 

これが「見せ台」の考え方です。

お店にとって大事なのは「稼働」、つまり台がどのくらい打たれているかです。

角台は、その稼働を引っぱる入り口のような場所なんですね。

 

パチンコ玉がいっぱいに入ったドル箱

 

元店員の僕から見ても、角台は座る人が多い場所でした。

これは、お店の稼働が高くても低くても同じでした。

 

ただ、僕が働いていたお店では、角台について特別な指示や方針はありませんでした。

このあたりは、下のスロットの見出しで書きます。

 

お店が台ごとのデータをどう見ているかは、こちらの記事でくわしく書いています。

 

➡ パチンコ店のホルコンとデータ管理の仕組み

 

「角台は釘が甘い」は昔の話。お店が釘を曲げることは認められていない

パチンコについては、昔から「角台は釘が甘くて回る」とよく言われてきました。

この記事も、2018年に書いた最初の版ではそう書いていました。

 

でも、お店が承認なしに釘を曲げて調整することは認められていません。

 

お店が設置した台を変更するには、原則として事前に公安委員会の承認が必要です(風営法第20条第10項で第9条第1項を準用。2026年10月時点)。

承認なしで釘を曲げると「無承認変更」になります。

 

実際に、釘調整による無承認変更を理由に、ある県の公安委員会がパチンコ店に営業停止処分を出した例もあります(2019年、報道による)。

 

なので、「角台は釘が甘いから回る」という話は、今は前提にできません。

言えるのは、台によって回りやすさに差が出ることはある、というところまでです。

 

スロットは「角台に高設定を入れる店もある」という程度の話

スロットには「設定」があります。

設定とは、台の出玉率を決める段階のことで、多くの機種では1〜6まであり、数字が大きいほど出玉率が高くなります。

どの台を何の設定にするかは、お店が決めます。

 

「角台には高設定が入る」という話もよく聞きます。

たしかに、角台に高設定を入れる店もあります。

ただ、入れない店も、入れない日も多いです。

 

僕が働いていたお店では、「角台だから設定を入れる」という決まった方針はありませんでした。

決め手は予算です。

お店には月ごとの予算があり、それを1日ごとに振り分けていました。

 

その日に出せるか出せないかは、振り分けた予算で決まります。

角台に入れるかどうかも、その中で決めていました。

 

これはあくまで僕が働いていたお店の話です。

お店によって考え方は違うので、「角台=高設定」とは思わないほうがいいです。

 

角台でも当たりやすいとは限らない。お店と日によって扱いが違う

「角台が出る」ことを裏付ける統計は見つからない

公的な統計や調査で、「角台が出る」ことを裏付けるものは確認できませんでした(2026年10月時点)。

 

参考になるのは、パチンコ・パチスロ情報サイトのパチ7が2014年10月に公開した、58ホールへのアンケートくらいです。

台の位置で出す台を決めるかという質問に、「する」「ほどほど」と答えたのは71%でした(角台・角2とも)。

 

ただ、これは2014年に58店に聞いたアンケートです。

今のお店も同じとは言えません。

 

稼働の高いお店と低いお店で、角台の扱いは変わる

お店の稼働によって、角台の考え方が変わるという見方があります。

 

  • 稼働の高いお店:放っておいてもお客さんが座るので、角台に力を入れる必要は薄い、という考え方がある
  • 稼働の低いお店:お客さんを呼びたいので角台を目立たせたい。ただ「角台は出る」と思っているお客さんが多いので、あえて角台を使わないこともある、という考え方がある

 

ただ、元店員の僕の感覚では、稼働が高い店でも低い店でも、角台は座る人が多い場所でした。

放っておいても座られやすい台なので、そこにわざわざ入れる意味があるかどうかは、お店の考え方次第です。

 

僕が働いていたお店でも、「角台ってだけで打つ人がいるから、あえて角2に入れる」ことがありました。

角台が人気なのを、お店も分かっているということです。

 

角台は座る人が多いから、当たりが目に入りやすいだけのこともある

もう一つ、見落とされがちな理由があります。

 

角台は座る人が多いので、それだけ打たれる回数も多くなります。

打たれる回数が多ければ、大当たりやボーナスの場面を見かける回数も増えます。

 

しかも角台は通路から見えやすい場所です。

「角台が当たっているところをよく見る」→「角は出る」と思い込みやすい、という面もあると思います。

 

新装開店やイベントの日の角台

新装開店(新しい台を入れた日)やイベントの日は、新台を目立たせるために角台を使う店がある、と言われています。

 

僕が働いていたお店では、新装開店やイベントの日は、角台に限らずお店全体で、基本的に高設定を入れていました。

ただし、撤去予定の台には入れず、撤去予定の台は設定1で回収していました。

「回収」とは、お客さんに出すのではなく、お店が利益を取る側に回すことです。

 

つまり、同じ新装開店の日でも、台によって扱いがまったく違います。

撤去予定かどうかはお客さんからは分かりにくいので、「新装開店の角台なら出る」とは言えません。

これも、あくまで僕が働いていたお店のやり方で、お店によって違います。

 

新装開店の日の台の選び方は、こちらの記事にまとめています。

 

➡ スロット初心者の台の選び方

 

 

角2とは、角台の隣の台。「角2が狙い目」は決まりではない

角2は角台の隣、角3はその隣

角2とは、角から数えて2番目の台、つまり角台のすぐ隣の台のことです(出典:パチ7)。

その隣は角3、と同じように数えます。

 

場所は、記事の最初の島の図で確認してください。

 

パチンコ店の島の図。島の端の通路側にある台が角台、その隣が角2、さらに隣が角3

 

角2は角台よりも座られにくいと言われる

同じ機種が並んでいるとき、いちばん座られるのは角台で、いちばん座られにくいのは角2になりやすい、と言われることがあります。

 

僕が働いていたお店でも、角2はいちばん座られにくい台でした。

「角台の設定が良いなら、その隣は悪いだろう」と考えるお客さんが多かったからです。

 

ただ、これはお店の客層やレイアウトによっても変わります。

どの店でもそうだとは言えません。

 

「角2に入れる店がある」という話は、お店の考え方の一つにすぎない

「角台はお客さんが勝手に座るから、座られにくい角2を目立たせたい」という説があります。

 

僕が働いていたお店でも、

  • 出せるイベントの日には、角台と角2のように並んだ台に続けて入れていたこともあった
  • 角台ってだけで打つ人がいるので、あえて角2に入れることもあった

 

という使い方をしていました。

 

ただ、これは僕が働いていたお店の一つのやり方です。

角2に入れない店もありますし、入れるかどうかは予算でも変わります。

「角2を狙えば出る」ということではありません。

 

スマスロ・スマパチが増えた2026年10月時点では、角台の「見せる」意味が変わってきている

最初に断っておくと、僕がパチンコ店で働いていたのは10年ほど前までです。

その頃はスマスロもスマパチもまだありませんでした。

なので、この章は調べて確認できた事実だけで書きます。

 

出玉が見えない台が増えた(2026年10月時点)

スマスロ・スマパチとは、メダルや玉を台の中で数える台のことです。

出たメダルや玉が外に出てこないので、ドル箱やメダルの箱が積まれません。

 

台の流れをざっくり書くと、スロットは2018年2月に施行された規則改正のあとに6号機へ入れ替わり、2022年6月からは6.5号機、2022年11月からはスマスロが登場した、という流れです。

 

  • 6.5号機は、2022年6月6日に導入が始まりました(出典:ぱちタウン)
  • スマスロは、2022年11月にホールに登場しました(出典:P-WORLD。導入開始は11月21日とされています)
  • スマパチは、2023年4月3日にホールに登場しました(出典:P-WORLD。2022年12月にテスト導入された機種もあります)
  • スマスロの設置台数は80万台を超えました(2026年3月末時点、遊技情報サイト「島+」)

 

ドル箱が積めない分、角台で出玉を「見せる」効果は弱くなったという見方がある

角台が「見せ台」になるのは、通路から出玉が見えるからでした。

 

ところがスマスロ・スマパチは、ドル箱やメダルの箱が積まれません。

角台が出ていても、通路からは分かりにくくなります。

 

このため、角台で出玉を見せる効果は弱くなった、という見方があります。

キャリコネニュース(2024年)や、パチンコ情報サイトpsumma(2025年)でも、同じ点に触れられています。

 

角台に座るか迷ったら、「角かどうか」より台とお店の情報を見る

角台に座るメリット・デメリット

角台に座るときのメリットとデメリットとして、よく言われる点を表にまとめます。

 

内容
メリット 片側が通路なので、隣に人がいるのは片側だけ
メリット 通路にすぐ出られる
デメリット 座る人が多く、空いていないことが多い
デメリット 通路を歩く人の目に入りやすく、落ち着かないと感じる人もいる
デメリット 店員やお客さんの行き来が多い

 

元店員として角台まわりの仕事で思い出すのは、出玉が多いときのドル箱の積み方です。

ただ積むだけではなく、見栄えが良くなるように広げて積んでいました。

 

ちなみにスマスロは出たメダルが外に出てこないので、ドル箱を積む作業そのものがありません。

 

パチンコは、自分で回転数を数えて判断する

パチンコの大当たりは、台の中の抽選で決まります。

台が置かれている場所によって、当たる確率が変わる仕組みはありません。

 

ただし、今はパチンコにも「設定」が付いた機種があります。

設定付きの台は、設定によって大当たり確率が変わり、どの台を何の設定にするかはお店が決めます(2018年2月施行の規則改正のあとに登場。2026年10月時点)。

設定は外からは分からないので、「角台だから設定が高い」とは言えません。

 

一方で、台によって回りやすさに差が出ることはあります。

なので、角台かどうかではなく、千円あたり何回転したかを自分で記録して判断するのがおすすめです。

 

スロットは、設定を考える材料を集める

スロットは、設定によって出玉率が変わります。

設定ごとの出玉率(機械割)の考え方は、こちらで説明しています。

 

➡ パチスロ機械割の正しい知識

 

設定を考える材料として、小役(スロットの小さな当たり)の出現回数を数える「小役カウンター」を使う人もいます。

使い方はこちらです。

 

➡ スロットの小役カウンターの使い方

 

ただし、設定は外からは分かりません。

数えた結果も、あくまで判断の材料の一つです。

 

お店の傾向は、何度か通って見るしかない

ここまで書いたとおり、角台の扱いはお店によって違います。

同じお店でも、日によって、予算によって変わります。

 

お店がどんなときにどの台を使うのかは、何度か通って見ていくしかありません。

少なくとも、「角台だから」というだけで台を決めないことをおすすめします。

 

パチンコ・スロットを楽しむときの注意

  • パチンコ・スロットは18歳未満は遊技できません。
  • 遊技は余裕のあるお金で楽しんでください。
  • のめり込みに不安がある人は、リカバリーサポート・ネットワーク(パチンコ・パチスロの悩みの相談窓口)に相談できます。
    • 電話:050-5846-3952(相談は無料。通話料はかかります)
    • 受付:月〜金(祝日を除く)10:00〜22:00(受付は21:30まで)
    • 公式サイト:https://rsn-sakura.jp/
    • 2026年10月時点。電話番号は2026年5月7日に変わっています。最新の情報は公式サイトで確認してください。

 

角台とは?パチンコ・スロットの角台まとめ

  1. 角台は島の端(通路側)の台。隣は角2、その隣は角3
  2. 「当たりやすい」と言われるのは目立つ見せ台だからで、裏付けになるデータはない
  3. 昔は「角台は釘が甘い」と言われたが、お店が承認なしに釘を曲げることは認められていない(無承認変更)
  4. スロットは角台に高設定を入れる店もあるが、入れない店・日も多い
  5. スマスロ・スマパチが増えて、角台で出玉を見せる意味は変わってきている
  6. 台を選ぶときは「角かどうか」より、回転数や設定を考える材料、お店の傾向を見る

 

関連記事











-パチンコ・スロット情報

Copyright© 情報配達屋 , 2026 AllRights Reserved Powered by AFFINGER4.