仕事帰りや休みの日にパチンコ店に遊びに行ってスロットを打つ人は多いと思います。
スロット台を探す時はやはり高設定台狙いをする人が多いと思います。
朝一から高設定台を掴み終日打ち、大量メダルを獲得するなんてスロットファンにとって大きな楽しみだと思います。
しかし、高設定台を使用しているパチンコ店はごくわずかです。
基本的に設定はオール1で営業している状態と言っても過言ではありません。
では、設定がオール1だった場合パチンコ店の利益はどのくらいになるのでしょうか。
目次
スロットの出玉率について
スロットには設定があり、基本的には1~6までの6段階になっています。
設定1は出玉率が低くく、設定6は出玉率が高くなっています。
ユーザーとしては出玉率が高い設定6を打ちたいと思う所ですが、基本的に入れている設定は1という状況のパチンコ店がほとんどになります。
各設定の出玉率について
出玉率とは、打ち込んだ玉数に対する出玉の状態をパーセンテージで表したものです。
100%以下だとお店側が利益を得られる数値で、100%以上だとお客さんが勝つ数値になります。
例えば、出玉率95%のスロット台を1,000回転回した場合ですが、1,000回転回すのに3,000枚のメダルが必要になります。
3,000枚×95%=2,850枚となり、150枚メダルが少なくなる計算です。
メダルは1枚20円なので、出玉率95%のスロット台を1,000回回したら3,000円負ける計算になります。
出玉率105%のスロット台を1,000回転回した場合は、3,000枚×105%=3,150枚となり、150枚のプラスで3,000円勝った事になります。
各設定での出玉率について
基本的にスロット台には設定1~設定6までの段階があり、各設定によって出玉率が変わってきます。
スロットの人気機種の出玉率を紹介したいと思います。
アイムジャグラーAPEX
- 設定1 95.9%
- 設定2 96.7%
- 設定3 98.7%
- 設定4 100.8%
- 設定5 102.8%
- 設定6 105.2%
ミリオンゴッド~神々の系譜~ゼウス
- 設定1 97.6%
- 設定2 99.5%
- 設定3 103.0%
- 設定4 107.2%
- 設定5 110.9%
- 設定6 116.6%
北斗の拳 世紀末救世主伝説
- 設定1 97.0%
- 設定2 98.5%
- 設定3 100.6%
- 設定4 104.4%
- 設定5 109.4%
- 設定6 115.2%
バジリスク~甲賀忍法帖~絆
- 設定1 97.3%
- 設定2 98.6%
- 設定3 102.0%
- 設定4 106.6%
- 設定5 112.1%
- 設定6 119.2%
押忍!サラリーマン番長
- 設定1 97.5%
- 設定2 99.4%
- 設定3 101.3%
- 設定4 104.4%
- 設定5 108.3%
- 設定6 114.5%
設定オール1で営業した場合
設定1の出玉率は機種によって差がありますが、おおよそ97%といった所です。
ですので、97%と言う数値を目安に計算したいと思います。
稼働率から見る売上
利益を計算する上で欠かせないのが稼働率(売上)になります。
パチンコ店ではホールコンピューター(ホルコン)を使用してデータの管理をしているので、ホルコンを見ればすぐに稼働率を確認する事が出来ます。
➡パチンコ店のホルコン攻略 元パチ屋の管理職に聞くデータや粗利管理の仕組み専用用語など基礎知識を解説
スロットを1日打って8,000回転回したとすると、1回転回すのに3枚のメダルが必要なので、
8,000回転×3枚=24,000枚となります。
メダルは1枚20円なので、
24,000枚×20円=480,000円となり、480,000円の売上が発生した事になります。
これは稼働率が100%だった場合です。
パチンコ店の稼働率は20%~60%ほどの店舗が多いので、20%~60%での売上を見てみたいと思います。
- 20% 96,000円
- 30% 144,000円
- 40% 192,000円
- 50% 240,000円
- 60% 288,000円
パチンコ店の粗利益
各稼働によってスロット台1台の売上額が分かりました。
次はこの売上に出玉率を掛けます。
スロットの設定1の出玉率は機種によって異なりますが、ここでは97%として計算します。
スロット1台の粗利益
- 稼働率20% 2,880円
- 稼働率30% 4,320円
- 稼働率40% 5,760円
- 稼働率50% 7,200円
- 稼働率60% 8,640円
設置台数200台の粗利益
- 稼働率20% 576,000円
- 稼働率30% 864,000円
- 稼働率40% 1,152,000円
- 稼働率50% 1,440,000円
- 稼働率60% 1,728,,000円
設置台数300台の粗利益
- 稼働率20% 864,000円
- 稼働率30% 1,296,000円
- 稼働率40% 1,728,000円
- 稼働率50% 2,160,000円
- 稼働率60% 2,592,000円
設置台数400台の粗利益
- 稼働率20% 1,152,000円
- 稼働率30% 1,728,000円
- 稼働率40% 2,304,000円
- 稼働率50% 2,880,000円
- 稼働率60% 3,456,000円
-
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スロットの設定がオール1まとめ
いつも皆さんがいくパチンコ店の粗利益がどのくらいなのか大体予想が付くと思います。
純利益となると、粗利益から人件費や電気代、店舗の家賃、新台購入費などを引いた金額になります。
また粗利益というのはイコールお客さんの負けた額にもなります。
こうなるとお客さんはかなりの金額負けている事になります・・・
パチンコ業界には随時規制がかかり、パチンコ依存性にならないようにと出玉が少なくなってきています。
そのため、パチンコ店やパチンコユーザーは年々減少傾向になります。
そんな中徐々にユーザーが増えているのがオンラインスロットです。
実際のスロットと同じほどのギャンブル性があり、パソコンやスマホから24時間いつでもどこでも遊ぶ事が出来ます。
今後はお店に行って遊戯するよりも、オンラインスロットで遊ぶユーザーが増えるのではないでしょうか。