2020年7月より東京オリンピックが開催となります。
オリンピックの開催に合わせるかのように2018年からパチンコ業界に新規制が施行となりました。
今回のパチンコ新基準は今までより厳しい内容で、パチンコ業界には激震が走っています。
多くパチンコのユーザーが離れてしまい、パチンコ店の存続を左右するのではないかと思っています。
オリンピック開催の時には、多くのパチンコ店が閉店している状態になっていると予想できます。
ここではオリンピック開催とパチンコ新規制の関係性について調べてみました。
目次
パチンコ2018年新規制について
パチンコ新基準の内容
ギャンブル依存症対策の強化という事で、2018年2月より新基準が施行となりました。
新基準の内容は
パチンコ
- 6段階の設定が導入となる
- 大当たりの出玉が2,400発から1,500発へと減少
- 4時間で5万円分以上の出玉が出ないようになる
- 射幸性を抑えるために、出玉情報を安易に把握できるようにする
スロット
- 大当たりの出玉が480枚から300枚に減少
- 6号機導入の新基準となる
稼働中の遊技台の撤去について
現在稼働中の遊技台は1次~3次までと決められたスケジュールにより撤去となります。
1次は平成29年11月末、2次は平成30年5月末、3次は平成30年11月末となっており、2019年の5月には、ほとんどの5号機が撤去となります。
オリンピックが開催となる約1年前には、新基準機の台がほとんどとなっている状態になると考えられます。
2020年東京オリンピックについて
オリンピックによる経済効果
東京オリンピック開催による経済効果は約30~36兆円という規模になると言われています。
それだけ海外からオリンピックを見に訪れる外国人観光客が多いと言う事です。
オリンピック開催の準備
国立競技場がメインスタジアムとなり、8万人を収容できる規模へと建て替えられます。
国立競技場以外の会場には、1964年の東京オリンピックでも使われた代々木競技場や日本武道館も使用される予定です。
他にも「東京ベイゾーン」を中心に競技が行われます。
一部の競技は東京西部の武蔵野エリアで行われたり、東京郊外で開催となる競技もあります。
東京でもいくつもの会場があるので、観客は色々と移動しながら観戦する事になると思います。
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パチンコとオリンピックの関係性について
外国人から見るパチンコ店のイメージ
日本ほどパチンコというギャンブルが盛んな国は他にありません。
他の国ではパチンコという物が公共の福祉に反するため、カジノ等を設置しています。
カジノ等を設置する場合には強い規制を設けているため、ギャンブル場の数は少ないのです。
日本には1万店舗を超えるパチンコ店があります。
これは、外国人から見たら異常に見えてしまいます。
オリンピックを開催する国としては、国際的イメージを考えなくてはいけません。
これだけのパチンコ店があるとイメージが悪くなってしまうので、2018年のタイミングで新規制を施行するのではと思います。
オリンピック後のパチンコ規制緩和は
今までのパチンコ業界を振り返ってみると、パチンコ依存症やパチンコが原因で作った借金などで社会問題となります。
社会問題と認識され規制が実施されますが、メーカーが規制の抜け道を突く遊技台を作ります。
その遊技台により、パチンコ依存性や借金を作ってしまうなど、このループの繰り返しでした。
そのため、一度も規制が緩和されたことはありませんでした。
しかし、2018年の新規制はかなり厳しい内容です。
オリンピック後には緩和されてもいいのではと思いますが、緩和はないと思います。
パチンコ店は無くなって欲しい、少なくなって欲しいと言う意見が多くあるので、国としてもパチンコ店が少なくなる事は願ったり叶ったりなのかも知れません。
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パチンコ新規制とオリンピックの関係性まとめ
オリンピックが開催される経済効果は約30~36兆円と言われています。
多くの外国人観光客が東京に訪れ、いくつもの会場を行き来しながらオリンピックを観戦する事になります。
会場を移動しながら目につくのがやはりパチンコ店です。
パチンコ店は駅近くに多くのお店があります。
1万店舗以上あるパチンコ店の多さは、外国人からしたら異常に見られる光景です。
オリンピック開催国として、国際的イメージが悪いのは問題です。
そのために2018年にかなり厳しい新規制をパチンコ業界に施行したのではなかと思います。