今までパチンコ業界は何度も規制を受けてきました。
しかし、グレーゾーンという感じで風営法の隙間を掻い潜り今まで営業してきました。
ですが、今回の規制内容はパチンコ業界の存続を左右する程となり、大きな衝撃を受けています。
発表のあった規制の趣旨には、「パチンコを含むギャンブル等依存症対策の強化に関する」という事で、あくまでも規制を改正し現行規制の見直しを図るものとしています。
たしかにパチンコに依存してしまう人は多いので、ギャンブル等依存症対策は必要だと思いますが、今回の規制はあまりにも厳しいと言うか激しいと言うか・・・
なぜこのタイミングで規制が施行されるのでしょうか。
パチンコの規制が緩和される可能性はあるのでしょうか。
目次
パチンコ業界2018年新規制とは
パチンコ新規制
- 6段階の設定が導入される
- 1回の大当たりの出玉制限が2,400発→1,500発へ引き下げになる
- 4時間パチンコ台を遊戯した場合の出玉が3分の2に下げる事なり、金額にすると4時間で5万円以内の出玉となる
- 出玉情報を安易に把握できるようにし、射幸性を抑える事
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2018年パチンコ新規制後の立ち回り方は?新基準機では勝てない理由と今後の楽しみ方について
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スロット新規制
- 1回の大当たり払い出し枚数の上限が480枚→300枚に引き下げになる
- スロットの新基準機の導入(6号機になるということ)
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スロット6号機って勝てるの?機械割、出玉率、払い出し枚数などの内容や各設定での勝率や5号機との比較
2018年の2月にパチンコに新規制が施行され、スロットは遂に6号機となります。 6号機は「勝てる気がしない・・・」「スロット終了でしょ・・・」「スロット辞め時だ・・・」などと声が上がっています。 &n ...
現在稼働中の遊技台について
現在稼働中の遊技台は決められたスケジュールにより撤去となります。
スケジュールは1次~3次まで組まれており、旧基準機は全て撤去になります。
【1次スケジュール】
撤去期限:平成29年11月末
対象機種:平成28年12月31日以前に検定切が切れる機種
該当機種:モンスターハンター月下雷鳴、バジリスク絆、アナザーゴッドハーデス、魔法少女まどかマギカ、北斗の拳転生の章など合計約27万台
【2次スケジュール】
撤去期限:平成30年5月末
対象機種:平成29年1月1日~平成29年12月31日に検定が切れる機種
該当機種:ミリオンゴッド神々の凱旋、黄門ちゃま喝、沖ドキ!、沖ドキ!-30など合計約25万台
【3次スケジュール】
撤去期限:平成30年11月末
対象機種:平成30年1月1日以降に検定が切れる機種
該当機種:北斗の拳強敵、ガールズ&パンツァーなど合計約9万台
2019年の5月には、ほとんどの5号機が撤去となる予定です。
➡スロット6号機の純増2.0枚規定撤廃に!2018年2月規制後のパチスロ台は穏和された?
パチンコ業界が2018年に新規制が施行される理由
カジノ法案設立に関係がある
日本にカジノが設立される動きが強まっています。
ディーラーになるための学校があるほどです。
➡カジノディーラー養成学校について 卒業するまでの期間や卒業後は?授業の内容や給料について
国としてはこの機会にパチンコユーザーを減らし、国営カジノの比率を増やしたいと思っていると思います。
パチンコ市場は20兆円と言われており、日本ではかなり巨大な産業となっています。
公営ギャンブルである競馬、競輪、競艇、宝くじなどは全体で7兆円程の市場です。
日本で設立される国営のカジノの遊技人口を民間で経営しているパチンコ業界に規制をかけ、一気に奪い取ろうという狙いがあります。
民間で経営されているパチンコ業界から、国営となるカジノへユーバーが移行すれば、国としては莫大な収入を得る事になります。
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2020年オリンピック開催の影響
東京オリンピックが開催となる事が、パチンコ規制をする理由にもなっていると思います。
日本はパチンコ店というギャンブルの場がたくさんあり、世界から見ても特殊な光景です。
海外の人からしてみれば、日本にこれほどパチンコ店があるのは異常に見えてしまいます。
国からしてみてもオリンピック開催国が賭博場で溢れているのは、国際的イメージが悪くなってしまいます。
オリンピックの理由もあり、パチンコの規制が厳しくなっていると思います。
組まれている撤去のスケジュールも2019年の5月にはほとんど撤去となり、オリンピックには間に合うスケジュールになっています。
オリンピックの開催とパチンコ業界の新規制が無関係とは考えにくいと思います。
➡2018年パチンコ新規制と2020年東京オリンピック開催の関係性について調べて見ました
規制を厳しくする事でパチンコユーザーは減るのか
規制の目的は射幸性を無くすため
射幸性をなくし、パチンコを含むギャンブル等依存症対策の強化というのが発表のあった規制の理由ですが、出玉を少なくする事で射幸性は無くなり、ギャンブル等依存症対策に効果があるのでしょうか。
実際にその時になってみないと分からない部分はもちろんありますが、現段階での予想ではかなりユーザーは減ると思います。
スロットが4号機から5号機になったときも、ユーザーが減りパチンコ店も減りました。
2018年の新規制はその時よりも厳しい内容です。
過去の実績からしても規制後はかなりユーザーが減る事が予想されます。
大量出玉獲得が出来なくなるという事が、ユーザーの射幸性を無くしているという事になると思います。
パチンコユーザーの減少にともない増えてきているのがオンラインスロットのユーザーです。
パソコンやスマホから簡単にアクセスでき、24時間いつでもどこでも遊べるのが人気の秘密になっています。
また、実際にパチンコ・スロットをしているようなギャンブル感もあり景品を金券に変える事も可能です。
➡オンラインスロットの評判 人気のあるパチスロサイト6選 無料でポイントが貰えて豪華な景品と交換が可能
オンラインスロットに抵抗がある人は、まずは簡単に始められるゲームから慣れると良いと思います。
DMMオンラインゲームであれば新規会員登録無料なので、気軽に遊べるのではと思います。
しかし、本当にパチンコ・スロットで遊ぶのが好きという人は新規制後も変わらず遊技はすると思われます。
閉店になったパチンコ店の雇用問題
厳しい新規制のため、ユーザーがかなり減る事が予想されています。
となると、閉店しなくてはならなくなるパチンコ店が増えてきます。
パチンコ店で働いていた人達の雇用はどうなるのでしょうか。
規制を施行した国からはなんの助けもないのではないかと思います。
パチンコ店1店舗で単純に20人の雇用があった場合、1,000店舗パチンコ店が閉店になったら20,000人もの人が職を失ってしまいます。
パチンコ業界と言うのは特殊な業界のため、他の業界に転職するというのは難しいと思われます。
一体どうなってしまうのでしょうか。
国営カジノへの転職の道ができたりするのかも・・・
パチンコ業界2018年新規制の理由まとめ
2018年に施行する新規制はかなり厳しい内容で、パチンコ業界に激震が走っています。
このタイミングで新規制が施行される理由は「国営カジノ」「東京オリンピック」だと思います。
表向きはギャンブル等依存症対策の強化とありますが、その割には厳しい内容です。
パチンコ店を閉店に追い込むほどの規制をしなくても良いのではと思います。
それだけに「国営カジノ」「東京オリンピック」が理由になっている事は間違いないのではと思います。
民間で経営しているパチンコ店のパチンコユーザーが、国で経営するカジノのユーザーとなれば国の利益は膨大に上がります。
パチンコ店は閉店するお店が増えてくると思うので、雇用に関しても深刻な問題だと思います。
➡2018年パチンコ規制後の狙いは新装開店初日に!勝てる可能性が高い理由とは?
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2018年2月パチンコ新規制施行後も業界が大丈夫な理由とは?パチ屋でユーザーもまだまだ楽しめる件について
2017年の夏ぐらいにパチンコ新規制の発表があり、早くも新規制が施行される2018年2月になりました。 しかし、実際パチンコ店はどうかわったのでしょうか。 既に新規制後にパチンコ店に行っ ...