「パチンコに一人で行くのって、怖くない?」
「女性一人だと浮かない?」
「初めてなのがバレて、恥ずかしい思いをしない?」
行ってみたい気持ちはあっても、初めての店に一人で入るのは勇気がいると思います。
先に答えを書きます。
パチンコに一人で行くのは普通のことです。
僕がいた店も、一人のお客さんがほとんどでした。
女性が一人で来ることも、よくありました。
店員は、初めての人を特別扱いしていませんでした。
ほかのお客さんと同じように接するだけです。
「怖い」と思われそうなことで僕が実際に見たのは、主に台を叩く人や大声を出す人です。
そういう人には、店員が声をかけてやめてもらっていました。
初めてなら、平日の昼間に、使っていい上限を決めて行くと、落ち着いて遊びやすいです。
僕は東京のパチンコ店で、店員から店長まで8年働きました。
この記事では、お店側の目線で次のことを書きます。
- 一人で行くときの「怖い」6つと、元店員から見た実際
- 店員に聞いていいこと、店が答えない決まりのこと
- 初めての日は、いくら・何時・何を持っていくか
玉の借り方や景品交換など、店に入ってからの手順を知りたい人は、こちらの記事にまとめています。
➡ パチンコの遊び方とルール|お店が初めての初心者へ元店長が解説

パチンコは一人で行くのが普通。店員も初めての人を特別扱いしない
僕がいた店は一人のお客さんがほとんどだった
僕がいた店では、一人で来るお客さんがほとんどでした。
パチンコは、台に向かって一人で遊ぶものです。
友達と来ても、並んで座れるとは限りませんし、結局はそれぞれが自分の台で遊びます。
お店側から見ても、連れがいるお客さんのほうが少なかったです。
遊んでいる人の数も、少なくありません。
日本生産性本部の「レジャー白書2026」の発表では、2025年のパチンコの参加人口は720万人(推計値)とされています(2026年10月27日の概要説明会。ぱちタウンの報道で2026年11月時点で確認)。
店員は初めての人を特別扱いしない。ほかのお客さんと同じ
初めてらしい人が来ても、僕たち店員は、特に何もしませんでした。
ほかのお客さんと同じように接するだけです。
逆に言えば、初めてだからといって、店員からじろじろ見られたり、声をかけられたりすることはありません。
「初めてなのがバレたら恥ずかしい」と心配する人は多いと思います。
でも、お店側は、初めてかどうかで接し方を変えていませんでした。
初めての人も、ほかのお客さんと同じように接していました。
「怖い人」で実際にあったのは台パンや大声。店員が声をかけてやめてもらう
僕が見た「怖そうなこと」は台パンと大声だった
パチンコ店に「ガラの悪い人が多そう」というイメージを持っている人もいると思います。
僕が働いていたなかで、怖いと思われそうなことで実際にあったのは、主に次の2つです。
- 台パン: 負けてイライラした人が、台を手で強く叩くこと
- 大声を出す人
お店側から見ると、どちらも迷惑行為です。
見つけたら放っておくことはしません。
店員が声をかけてやめてもらう。自分で注意しなくていい
台パンや大声の人には、店員が声をかけてやめてもらっていました。
台やボタンを強く叩く人にも、同じように声をかけていました。
近くの台でそういう人がいても、自分で注意するのはやめておきましょう。
台の上や横にある呼び出しボタン(店員を呼ぶためのボタン)で店員を呼ぶか、その場を離れてください。
実際に、台パンや大声の人の近くに座っていたお客さんから「席を移りたい」と言われたこともありました。
そのときは、空いている台に移ってもらいました。
気になったら、遠慮せずに店員に伝えてみてください。
台パンで台を壊した場合にどうなるかは、こちらの記事に書いています。
➡ 台パンでパチンコ台を壊したら?弁償・警察・出禁を元店長が解説
店内は防犯カメラで見ている。何かあれば巻き戻して確認できる
パチンコ店の店内には、防犯カメラがあります。
僕がいた店では、入口に「防犯カメラ作動中」の掲示を出していました。
何かあったときは、録画を巻き戻して確認します。
僕の店では、録画は2週間くらい残っていました。
ただ、カメラがあるからといって、席を外すときに財布やスマホを台に置いたままにするのはやめましょう。
➡ パチンコの防犯カメラ保存期間は?見せてもらえる?顔認証も元店長が解説
女性一人もよくあった。声をかけられて困る話はほとんどなかった
女性が一人で来るのは珍しくなかった
僕がいた店では、女性が一人で来ることもよくありました。
「女性一人だと浮くのでは」と心配する人もいると思います。
でも、お店側から見て、一人で来る女性のお客さんは珍しいものではありませんでした。
女性の一人客は、僕がいた店ではよくあることでした。
声をかけられて困ることは、ほとんどなかった。困ったら店員へ
ネットでは「女性一人でパチンコはやめたほうがいい」という意見を見かけることもあります。
ただ、僕が働いていたなかでは、女性のお客さんがほかのお客さんに声をかけられて困っている、ということはほとんどありませんでした。
ほとんどなかった、というだけで、ゼロとは言えません。
もし声をかけられて困ったら、相手にせず、呼び出しボタンで店員を呼ぶか、台を移ってください。
一つだけ気をつけたいのは、店の外は店員の目が届かないことです。
帰り道が心配なら、明るい時間に行って、明るいうちに帰るのがおすすめです。
時間帯の話は、このあとの「平日の昼間」のところで書きます。
分からないことは店員に気軽に聞いていい。ただし換金の場所と台の中身は答えない決まり
店員から声はかけないが「気軽に聞いてほしい」と思っていた
先ほど書いたとおり、店員のほうから初めての人に声をかけることはありませんでした。
そのかわり、聞かれたらもちろん答えます。
分からないことがあったら、呼び出しボタンで店員を呼んでください。
初めての人に聞かれても、迷惑だとは思っていませんでした。
店員としては、むしろ気軽に聞いてほしかったです。
特に呼んでほしいのは、機械の調子がおかしいときです。
初めての人に多かったトラブルは、台や計数機(玉を数える機械)の詰まりでした。
自分で直そうとせず、店員を呼んでもらえれば対応します。
「換金はどこ?」「この台は当たる?」には答えない。冷たいのではなく店の決まり
初めての人によく聞かれたのは、「換金はどこでするんですか?」という質問でした。
僕がいた店では、この質問には「お答えできません」と答えるのが店の決まりでした。
もう一つ、「この台は当たりますか?」のような、台の中身についての質問にも答えない決まりでした。
操作の仕方などには答えますが、この2つは聞かれても答えられません。
答えてもらえなくても、怒られているわけでも、冷たくされているわけでもないので安心してください。
一般的に、パチンコ店では出玉をお店の景品カウンターで景品に交換します。
景品交換の手順は、最初に紹介した「パチンコの遊び方とルール」の記事に書いています。
怒られそうで怖いことは3つだけ覚えておけばいい
「ルールを知らずに怒られたらどうしよう」と心配する人もいると思います。
僕がいた店で、店員が声をかけてやめてもらっていたのは、たとえば次のようなことです。
- 台を人にゆずる・2台を同時に打つ・打たない台を取っておく
- 台やボタンを強く叩く
3つ目は、席を外すときは休憩札を使い、人の台の後ろで立ち見をしないことです。
まずはこの3つを覚えておいてください。
細かいルールは店によって違うので、迷ったら店員に聞いてください。
休憩札と立ち見のルールは、こちらにくわしく書いています。
➡ パチンコの休憩札は何分まで?戻ると出禁?元店長が店側の本音を解説
➡ パチンコの立ち見は禁止?友達の台を見ていい?店のルールとマナー
タバコの煙は今は屋内原則禁煙(2026年11月時点)。音は大きい
2020年4月から、パチンコ店も屋内は原則禁煙になった
「パチンコ店はタバコの煙がすごい」というイメージを持っている人も多いと思います。
今は違います。
2020年4月1日に改正健康増進法が全面施行され、多くの人が使う施設は屋内原則禁煙になりました(厚生労働省の情報。2026年11月時点で確認)。
パチンコ店で吸えるのは、喫煙専用室や加熱式たばこ専用の喫煙室など、決められた部屋だけです。
喫煙室がどこにあるか、加熱式たばこをどこで吸えるかは、店によって違います。
喫煙室には、20歳未満は入れません。
これは、どの種類の喫煙室でも同じです。
音は大きい。気になる人は短い時間から
パチンコ店の中は、台の音や店内放送で、音が大きいです。
僕が働いていたときも、お客さんから「音がうるさい」と言われたことがありました。
音が苦手な人は、最初は短い時間だけ遊んでみて、合うかどうかを確かめるのがいいと思います。
初めてなら平日の昼間に、使っていい上限を決めて行く
落ち着いて遊べるのは平日の昼間
初めての人が落ち着いて遊べるのは、平日の昼間です。
店員の目線で、理由は4つあります。
- 空いていて、座る台を選びやすい
- 店員に聞きやすい
- 客層が落ち着いている
- 並んだり、混雑したりすることがない
ここでいう「台を選びやすい」は、空いている席が多くて、座りやすい場所を選べるという意味です。
当たりやすい台の話ではありません。
それに、昼間なら明るいうちに帰れます。
帰り道が心配な人にも、平日の昼間はおすすめです。
1,000円で何玉?4円なら250玉、1円なら1,000玉が目安
パチンコには「4円パチンコ」「1円パチンコ」のように、1玉いくらで借りるかの違い(レート)があります。
| レート | 1玉の値段 | 1,000円で借りられる玉 |
|---|---|---|
| 4円パチンコ | 4円 | 250玉 |
| 1円パチンコ | 1円 | 1,000玉 |
(1玉の値段はぱちタウンの解説より、玉の数はそこからの計算。2026年11月時点で確認。店によって違うことがあります)
玉を借りるときに使えるお金(お札だけかどうか など)も、店によって違います。
僕がいた店は、パチンコは4円だけでした。
いくら持っていく?金額より先に「今日の上限」を決める
「初めてはいくら持っていけばいい?」という質問に、決まった金額はありません。
大事なのは、金額より先に「今日はここまで」という上限を決めることです。
なくなっても生活に困らない金額を上限にして、それ以上は持っていかないようにしましょう。
1時間でどれくらいお金を使う可能性があるかは、最初に紹介した「パチンコの遊び方とルール」の記事で計算しています。
持っていく物は身分証。カードの抜き忘れに気をつける
パチンコ店には、風営法で18歳未満は入れません(第22条第1項第5号。2026年11月時点)。
法律で決まっているのは「18歳未満」までです。
ただ、18歳でも高校生は入れないというのが、業界の自主規制として広く説明されています。
僕がいた店でも、18歳の高校生は入れませんでした。
僕がいた店では、顔が若く見える人に年齢確認の声をかけることが、月に数回ありました。
若く見られやすい人は、写真付きの身分証を持っていくと安心です。
➡ パチンコの年齢確認は何歳から?18歳の高校生は?身分証も元店長が解説
初めての人の失敗で僕が見たのは、残高の入ったカードの抜き忘れです。
台を離れるときは、カードが残っていないか確かめてください。
➡ パチンコのICカード抜き忘れ・拾って使うと捕まる?元店長が解説
パチンコ・スロットを遊ぶときの注意
- パチンコ・スロットは、18歳未満は遊技できません。18歳でも高校生は遊技できないのが、業界・お店のルールとして一般的です
- 遊技は、生活に影響しない、余裕のあるお金の範囲で楽しんでください。怖い・合わないと感じたら、その日は帰ってかまいません
- のめり込みに不安がある人は、リカバリーサポート・ネットワークに相談できます
- 電話: 050-5846-3952
- 受付: 月〜金(祝日を除く)10:00〜22:00(受付は21:30まで)
- 公衆電話・番号非通知・184をつけた発信からはつながりません
- 公式サイト: https://rsn-sakura.jp/ (2026年11月時点で確認)
まとめ
- パチンコに一人で行くのは普通。僕がいた店は一人のお客さんがほとんどで、女性一人もよくいた
- 店員は初めての人を特別扱いせず、ほかのお客さんと同じように接していた
- 怖いと思われそうなことで実際にあったのは主に台パン・大声で、店員が声をかけてやめてもらう。自分で注意せず、店員を呼ぶか席を移る
- 店員から声はかけないが、聞かれるのは歓迎。換金の場所と台の中身は答えない、店の決まりだった
- 今は屋内原則禁煙で、吸えるのは喫煙室の中だけ。喫煙室には20歳未満は入れない(2026年11月時点)
- 初めてなら平日の昼間に、使っていい上限を決めて、身分証を持って行く
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