パチンコの必勝法には回る台を打つ事と言うのをよく聞きます。
たしかに良く回る台を打てば、少ない投資金額でたくさん回す事ができるので、大当たりするチャンスが増えます。
パチンコで勝つには回らない台を打つより、回った台を打った方が勝つ可能性が高くなります。
しかし、だからと言って100%勝てる訳ではなりません。
もちろん勝つ日もあれば負ける日もあります。
パチンコの収支を付ける時は、1日単位で判断するのは難しいので、トータルで考える事が大切です。
ですが、回っている台を打っていても釘調整おいてお客さんが損をしている部分もあります。
ここではパチンコで回る台を打っているのに勝てない理由を紹介したいと思います。
目次
パチンコ台の釘調整について
まずはパチンコ台の釘調整について紹介したいと思います。
釘調整をするポイントは
- スタート
- 大当たりの出玉
- 確率変動中、時短中の出玉
- ポケット
と、合計で4か所の調整ポイントがあります。
それぞれの釘調整のポイントについて詳しく紹介したいと思います。
スタートの釘調整について
スタートの釘調整はお店側が一番力を入れやすい調整ポイントになります。
ホールコンピューターでデータを確認する時も一番見る場所になります。
またスタートがどのくらい回るのか気にするお客さんも多いので、できれば多く回したいと思う所でもあります。
しかし、パチンコ台にはボーダーラインという損益分岐点があります。
このラインを超えて回るようにすると、お店側は利益を取れなくなってしまいます。
お店側が出す日などは、このボーダーラインを超えて回るように調整しますが、基本的にはこれを下回る釘調整をしています。
大当たりの釘調整について
大当たりの釘調整は、お客さんからすると大当たりしないと分からない部分でもあります。
そのため、大当たり中アタッカーに入りにくい様にする釘調整をします。
本来であれば大当たり1回で2,000発の出玉を獲得できる機種でも、1,900発分しか獲得できないように釘調整をします。
この分の差玉はお店側の利益となり、お客さん側からしても大当たりしているのに損をしている状況となります。
また、大当たりの出玉を削減することは、スタートを下げる事よりも効果的に利益を出す事に繋がります。
ほとんどのお店では大当たりの時にアタッカーに入りにくくなる釘調整をしています。
確率変動中、時短中の釘調整について
確率変動中や時短中などは、持ち玉を減らさすに台を回せるチャンスタイムです。
しかし、実際はこのチャンスタイム中も持ち玉が減る様に釘調整されています。
チャンスタイム中になかなか当たらない経験をした人はいると思いますが、この時に持ち玉が減っている経験をした人も多いと思います。
スタートの調整は、お客さんが遊技してすぐに回らない調整をしているかどうかわかりますが、大当たりや確率変動中などの釘調整は大当たりしないと分かりにくいです。
そのため、釘調整が辛めにされており、出玉が削減されるように調整しているケースが大半です。
釘調整がキツイお店では、確率変動中の出玉が80%を切るところもあったりします。
これは、単純に考えるとパチンコ台は1分間に100発打ち出す事ができますが、80%を切るとなると1分間に20発削減されている事になります。
確率変動中の1分間に20発×大当たり回数×お店に設置しているパチンコ台数となると、確率変動中の出玉を削減する事でかなりの利益がでている事がわかると思います。
これが月間、年間となるとかなりの高額になります。
ポケットの釘調整について
パチンコ台にはポケットと言わる入賞すると賞球がある役物があります。
しかし、ほとんどのお客さんがポケットにどのくらいの玉が入っているかというのは見ていませんし、気にしてもいないと思います。
そのため、ポケットに釘調整はかなりキツメに行われています。
どのくらいキツメかと言うと、1発も入らないような調整になります。
お客さんがほとんど気にしていない場所なので、玉が入らなくてもそれほど問題はないという考えなのです。
ここにたくさん入賞してしまうと、お店側からすると単純に損をしている事になってしまいます。
ホールコンピューターでデータを確認した時も、ポケットにたくさん入賞している台があったらしっかりと下げ調整をします。
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回っている台を打っても勝てない理由は?
パチンコを打つ時に良く回る台を狙って打つのは間違っていないと思います。
しかし、良く回る台を打って勝ったとしても釘調整により損している部分もあります。
また、良く回っても大当たりしないと出玉を獲得する事ができません。
では大当たりの確率はどうなっているのでしょうか。
また、釘調整により損している部分についても詳しく紹介したいと思います。
大当たり確率について
お店側は釘調整によりパチンコ台の調整をする事はできますが、釘調整で調整できる部分は
- スタート回転数
- 大当たりの出玉
- 確率変動、時短中の出玉
- ポケットの入賞率
になります。
つまり、大当たりの確率を調整する事はできないのです。
回らないように釘調整をしても大当たりがたくさんして出る時もあれば、たくさん回る釘調整をしたのに全然大当たりしない事もあります。
長い期間で見れば収束してきますが、1日2日ではあまり当てにはなりません。
よく遠隔操作によって大当たりを調整していると聞きます。
たしかに過去遠隔操作で処分されたお店がありましたが、ほとんどのお店で遠隔操作はやっていません。
もし遠隔操作をやっているお店があったらかなり珍しいと思います。
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勝ち額を減らす釘調整がされている
良く回る台でたくさん大当たりすると、かなり勝った気分になります。
良く回る台で遊技してたくさん当たったのだから完全勝利と思うかも知れません。
しかし、実際は大当たり中の出玉や確率変動中などの出玉を削減されているのです。
そのため、当たったのに損をしている状況になっています。
また、良く回る台は大当たりや確率変動中にしっかりと出玉を削減できるから、その分良く回るよに調整している場合もあります。
良く回る台だからと言って安心するのは早いかも知れません。
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ボーダーラインを調べていない
パチンコで勝つためには釘だけではなく、ボーダーで上回る台を打つ必要があります。
オカルト的な感じで台を決める人っていますが、勝ち続けるにはしっかりとした台選びが必要です。
良い台を選ぶためにも日々のデータチェックは大切ですが、それもかなり大変です。
今では自動集計ツールを使ってボーダーを調べる事も可能です。
負けないためには釘だけではなく、ボーダーラインを見極める事も大切になります。
回る台を打っても勝てない理由まとめ
パチンコで回る台を打っても勝てない理由について紹介させて頂きました。
パチンコの釘調整によって調整できるポイントは、
- スタート回転数
- 大当たりの出玉
- 確率変動、時短中の出玉
- ポケットの入賞率
になります。
そのため、大当たり確率を調整する事はできないのです。
お店側は出そうとして良く回るようにしても大当たりしない事もあるし、回収しようと釘を閉めてもたくさん大当たりする事もあります。
1日2日の短い期間で見ると、良く回る台で負ける事もあるし、回らない台で勝つ事もあります。
しかし、長いスパンで見るとやはり回る台を打っていた方が得になります。
回る台を打っているからと言って安心できない部分があります。
それは、大当たりや確率変動中などの出玉を削減されているからです。
本来であれば大当たり1回で2,000発の出玉が獲得できる機種でも、1,900発しか獲得できないように釘調整をされているのがほとんどです。
場合によってはもっと削減しているお店もあると思います。
となると、お客さんからすると大当たりしても損をしている状況となってしまいます。
パチンコで遊ぶ場合はこのことを理解した上で遊ぶと良いのではと思います。
また、最近ではオンラインスロットというのも流行ってきています。
いつでも自分の空いている時間に遊べるのが人気の秘密になっています。
パチンコ店でだけではなく、オンラインスロットで遊んでみるのも良いかも知れません。
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