パチンコ店が全盛期の頃は、全国に約18,000店舗ありました。
しかし現在では10,000店舗程となってしまい、毎月約40店舗程のペースで閉店しています。
なぜ、ここパチンコ店の閉店数はこんなにも多いのでしょうか。
ここではパチンコ店、スロット店が閉店する理由を紹介したいと思います。
新規顧客の獲得
パチンコ店で遊戯している多くの人は、ほとんどがヘビーユーザーで年齢層も高いです。
酒離れ、車離れ、恋愛離れなどお金がかかる物から離れている若者は、当然パチンコからも離れています。
その為、パチンコ店は新規顧客の獲得に困難しており、閉店ラッシュの原因となっています。
また、若者にはスマホで出来るアプリゲームや、パソコンなどでできるゲームが人気になっています。
スマホやパソコンで電子マネーが貰えるオンラインスロット等も気軽に遊べるようになっています。
そのため、お金が掛かったり、店内がうるさいパチンコの人気は下がってきてしまっているのです。
出玉について
都内近郊に多くの店舗を持っているグループ店の元社員によると、パチンコ店が生き残るにはやはり出玉を出さないといけません。
もちろん常に出していたら営業上赤字になってしまうので、出す時はきっちりと出さないといけません。
しかし、実際はそのような大胆な経営をしてこなかったパチンコ店が多く、急に方針転換する事は難しいです。
出す日はきっちりと出すと言う優良店の印象を付けたく、始めたとしても噂が広がるまでには時間がかかります。
その間は利益が下がってしまうので、責任を恐れ方針転換出来ないでいるのです。
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新台入替・導入
イベントが禁止とされてしまったパチンコ店にとって大きな集客方法となるのが新台入替です。
しかし、新台は高額でパチンコ台であれば1台25万~35万ほど、スロットであれば30万~40万ほどします。
新台を導入しても、その新台の人気がなかったらマイナスとなってしまう事も多くあります。
遊技台のメーカーの立場も高く、高額で新台を買わされてしまう事もあるようです。
それに新台とメーカー側が売れ残った不人気台を合わせて購入させられると言う事もあるそうで、店舗の負担を増やしています。
しかし、これらの負担は全てお店ではなくお客さんに掛かります。
当然費用がかかったお店側としては、出玉を絞りお客さんから回収しなくてはいけません。
となると出玉もなくなるので、お客さんも来なくなってしまいます。
規制について
パチンコの規制は随時施行され、その度に厳しい内容となってきています。
ピークはパチスロ4号機時代で、一日の勝ち額が100万円も期待できる時をピークに、どんどん出さない方向で規制されています。
出さないにも関わらず、負け分は今までと変わりません。
これではパチンコユーザーも減ってしまうのも分かる気がします。
更に2018年からは新規制が施行となり、今までで一番厳しい内容とされています。
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この規制により、今後さらにパチンコ店が閉店するのではと思います。
大手パチンコ店の存在
パチンコ店の数はピーク時に比べるとかなり減りましたが、店舗減少数に比べると遊技台の設置数はそれほど減っていません。
これは、大手パチンコ店が大型店を出店し、個人店などの小規模なパチンコ店を潰しにかかってきています。
1年間で設置台数が300台以下の店舗は200店舗以上減りましたが、設置台数が1,000台以上の店舗は40店舗近く増えています。
しかし、いくら大型店と言えど、いつまで営業できるかは時間の問題かもしれません。
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パチンコ店スロット店が閉店する理由まとめ
ピーク時は18,000店舗程あったパチンコ店も減少し、今では約10,000店舗程となっています。
パチンコ店が閉店する理由に
- 新規顧客の獲得
- 出玉について
- 新台入替・導入
- 規制について
- 大手パチンコ店の存在
を上げさせて頂きました。
2018年2月に施行される新規制は今までになく厳しい内容となっているので、閉店するパチンコ店は増えるのではと思います。
新規顧客を獲得したいところですが、若者にはパチンコより他の事の方が人気があるようです。
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