2018年2月に施行された改正風営法施行規則により、スロットが6号機時代に突入となりました。
と言っても実際にホールに登場するのは夏頃と言われています。
これから新台としてホールに登場する台は検査を通過しなくてはなりません。
その検査は新規制が適応されているので、いわば6号機となりホールに登場します。
実際かなり厳しい内容となる訳ですが、6号機で勝つことは出来るのでしょうか。
6号機の性能からポテンシャルを分析して見ました。
6号機は1撃2,400枚出る?
1撃で獲得できる枚数が何枚あるのか気になる人は多いと思います。
まず短時間出玉試験との兼ね合いがポイントになると思います。
差玉は試験の規定上ですと、400ゲームの場合(上限220%)だと差玉1,200枚程度となり、1,600ゲームの場合(上限150%)だと差玉2,000枚程度が上限となります。
となると、一撃2,400枚となるとかなり厳しい状況となります。
ただし、やり方次第では可能となります。
たとえば、最初の1,000ゲームで2,400枚出し、その後の1,600ゲームに到達するまでに400枚以上減らし、どちらの出玉試験もクリアするような機械を作れなくもないという事です。
時間はかかりますが、実質1撃2,400枚可能と言えるのではと思います。
天井搭載はどうなるのか?
6号機の天井がどうなるのか。
スロットで勝つためには天井がどこにあるのかも大切な要素になります。
天井までのゲームの流れを
「5.9号機と違い、6号機は有利区間に突入してもランプを点灯させなくてよい。
従って、有利区間に突入したけどランプは非点灯のままで天井までカウントしていくという方法になるだろう」
と説明されています。
天井の性能は、例えば1,000ゲームハマりでAT突入とすれば、400ゲームで差玉1,200枚程度という短時間試験の規定を考えると、差玉1,500枚が上限となります。
逆に500ゲームのハマりで天井とするなら差玉2,400枚も無理でありませんが、その仕様だと利益が全く取れなくなります。
従って500ゲーム天井で基本的には100枚、200枚程度が獲得できるAT突入となり、たまに2,400枚が取れることもありえる仕様が考えられると思います。
純増枚数は何枚か?
純増枚数については設計上、純増10枚も可能です。
しかし、高純増になればなるほど通常時のベースも高くなります。
さすがに千円で100や150も回れば機械として使いものにならず、いかにベースが高くならないようにするかメーカーも色んな方法を研究中しています。
その上で前述の通り、400ゲームで純増3枚程度が上限となります。
例えば純増7枚のATを作る場合、100ゲーム程度を純増7枚とするのであれば、その後の300ゲームでコインを減らし、計400ゲームで平均3枚にしなければなりません。
つまり純増枚数が多いほど、コインが減る区間を作らなければ出玉試験をクリアする範囲に収められない事になります。
スロット6号機の出玉期待感まとめ
6号機はAT機の復活や高純増機の登場など、パチスロファンからすると目新しい機械が出てきます。
そのため、パチンコ業界内でも期待感が高まっています。
また天井機能やART(AT)機での設定差が可能となったことも5.9号機からの改善点で大きな魅力だと思います。
しかし、差玉のリミッターが厳しくなり、新規則の出玉試験に通らなければ新台としてホールに登場させる事は出来ません。
このあたりとの兼ね合いで、メーカーの開発努力でどれだけ良い台が実現できるかが注目されています。
とはいえ、これまで純増3枚という機械はあったが、純増5枚、6枚となると4号機時代にまで遡らなければないので、目新しさという部分では期待できるのではないでしょうか。
実際は試験を通して見なければ分からない事が多いのが現状です。
こういった予想をする事は可能ですが、新台がホールに登場しないとはっきりとは分からない状況です。