パチンコ店で働いてるというと多くの人に悪い印象を与えてしまいがちです。
なぜパチンコ店で働いているとなると印象が悪くなってしまうのでしょうか。
もちろんパチンコ店で働くうえでデメリットもあればメリットもあります。
では、どういうメリットとデメリットがあるのか。
またどうしてパチンコ店の印象やイメージが悪いのか紹介したいと思います。
目次
パチンコ店員の仕事内容
パチンコ店は接客業
パチンコ店で働く従業員は接客業として働いています。
パチンコ店の求人募集でも接客業が好きな方を募集しています。
実際ホールでお客さんと触れ合う機会は多くあり、接客をする場面はたくさんあります。
実際に接客が好きで、接客が上手な従業員もいますが、うまく接客できない人もいます。
もちろん多くのパチンコ店では接客がしっかり出来るように研修をしたりもしています。
しかし、研修が終わったら指導はそこで終わってしまい、その後しっかりとした接客が出来ているかどうか指導しているお店は少ないです。
そのため、最初はしっかりと接客していた従業員も次第に接客態度が悪くなってきてしまいます。
ホール内の騒音
パチンコ店に行ったことがある人は分かると思いますが、店内はBGMや遊技台の音でかなりうるさいです。
隣の人と会話するにも大きな声を出さないと聞こえない程です。
これは接客にも影響することで、お客さんと話をするときに大きな声を出さないと聞こえません。
そのため、大きな声を出す=怒鳴っているように聞こえてしまいます。
店員からしてみたら悪気はありませんが、お客さんからすると大きな声を出して怒鳴られている様な感じになってしまいます。
仕事の時間や休みについて
パチンコ店の仕事は基本的には早番と遅番の2交代制になります。
アルバイトであれば早番か遅番か希望して出勤する事ができますが、社員となると早番も遅番も両方やらなくてはなりません。
そのため、生活リズムはバラバラになるし、家庭を持っている社員なんかは家族で出かける予定が立てにくいです。
また、接客業の土日祭日と言えば稼ぎ時になります。
ですので、休みは平日が多くなります。
となると、家族で出かける事があまり出来なくなってしまいます。
世間一般的には仕事は朝から始まり、土日祭日が休みとなりますが、パチンコ店の場合は仕事が朝からの時もあれば夕方の時もあり、休みは特に決まっていない感じになります。
こういった安定性がなく、バランスの悪さがパチンコ店で働く人の印象を悪くしてしまう部分があります。
パチンコ店のイメージや印象
悪い組織との繋がり
今はほとんどありませんが、昔は悪い組織との繋がりがあったりもしました。
そういった印象が今でも残っており、悪いイメージに繋がっています。
交換所の人が悪い組織の人であったり、トラブルが起こった時など用心棒的な存在で怖い人がいたりなど。
今では悪い組織と関りが無い事を示すポスターが掲示されているなど、印象は変わってきています。
しかし、一度持ったしまった悪い印象はなかなか改善されないものです。
遠隔操作などの不正
パチンコ店は利益を出すために遠隔操作をしていたり、裏ロムを使用していると思われがちです。
確かにそういった事をしたお店もありましたが、ごく一部にすぎません。
しかし、ごく一部のお店がしてしまったことでパチンコ店全体に悪い印象を与えてしまいました。
さらにパチンコに依存してしまう人が多くいて、借金をしてまでパチンコをするなど社会問題になった事もあります。
こういった事が多々ありパチンコ店時代のイメージを悪くしてしまっています。
➡パチンコ店で本当にあった事件 遠隔操作・サクラ・逮捕・自殺・新幹線焼身・ゴト師幇助
利益の仕組
パチンコ店の利益はどうなっているかと言うと、お客さんが負けたお金が利益になっています。
言い方を変えれば、お客さんの負けたお金が給料となるのです。
普通商売と言えば、売る側も買う側もメリットがありお互いがWIN、WINの関係になります。
しかし、パチンコ店の場合はお客さんが勝つとお店の利益が減ってしまい、お客さんが負けると利益が上がると言う仕組みになっています。
そのため、お互いにメリットがある関係にはなりにくいです。
お客さんが負けると利益がる、それではどうしても印象は悪くなってしまいます。
しかもパチンコ店の給料はかなり良いです。
アルバイトでも時給1200以上貰える所は多くありますし、社員であれば福利厚生も良かったりボーナスもしっかりと出たりします。
そこら辺の企業に勤めるよりも待遇は良かったりします。
つまりそれだけお客さんからお金を摂取していると言えるのかも知れません。
➡パチンコ店の給料と待遇 アルバイトや正社員の気になる仕組や給料体系ボーナスを紹介
今ではイベントは出来なくなりましが、イベントが出来た頃は「出ます!出します!取らせます!」などとマイクで射幸心を煽り、結局回収するためのイベントだったなんて事もありました。
パチンコの確率を良い事に、利益を出すために詐欺まがいな事をしているパチンコ店もありました。
そういった時の悪い印象が今でも改善されていなく、悪い印象を持った人が多くいるのです。
パチンコ店の印象やイメージが悪い理由まとめ
パチンコ店のイメージや印象が悪いのはやはり利益の仕組が一番の要素だと思います。
お客さんの負けたお金が利益になるので、どうしてもお互いにメリットを持つことは難しいです。
しかし、接客に力を入れているお店が増えてきており、笑顔で挨拶してくれる店員が多くいます。
かなり印象は変わってきていますが、悪い印象だったイメージはなかなか改善されません。
今後もパチンコ店の悪いイメージはかなり残ったままなのではと思います。
そのため世間での風当たりはまだまだ冷たいです。
パチンコ店で働くメリットと言うと、給料や待遇が良い、仕事が楽などが上げられます。
しかし、実際はうるさいホールの中で接客をし、重たいドル箱を上げたり下げたりするのでかなりの重労働です。
もちろん仕事に慣れれば問題なくこなせますが、慣れるまでは大変です。