2017年で第86回目となる『土浦全国花火競技大会』は歴史があり、全国の花火師達が腕を競う秋の花火大会です。
大正14年、神竜寺の住職をしていた故秋元梅峯師が、航空隊殉職者の慰霊と関東大震災後の不況で疲弊した土浦の経済を活性化するという事で、私財を充てて霞ヶ浦湖畔で開催したのが始まりと言われています。
その花火大会が商店街に好況で、地元の商業者の協力を得られるようになりました。
以後土浦をあげての行事として年々盛大に開催するようになっています。
夏に開催するのではなく秋に開催する花火大会ですが、これは実りの秋を祝い、農民の勤労を慰めるという意味があります。
今回は歴史ある『土浦全国花火競技大会』を紹介したいと思います。
目次
土浦全国花火競技大会について
土浦全国花火競技大会の開催日程など
開催日程
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- 2017年10月7日(土) 午後6時00分~午後8時30分予定
※雨天時:状況に応じて翌日・10月8日・9日・14日・15日のいずれかに延期(予定)
開催場所
- 茨城県土浦市佐野子 桜川河畔 学園大橋付近
打ち上げ数
- 20,000発(予定)
アクセス、問い合わせについて
電車
- JR常磐線土浦駅から徒歩30分(JR常磐線土浦駅からシャトルバスで10分)
車
- 常磐自動車道桜土浦ICから国道354号を経由、国道6号を桜川橋方面へ車で約5km
※無料駐車場有(5000台)。一部有料もありますが、17:00頃にはほぼ満車になります。
有料観覧席(桟敷席)について
敷席券をお持ちでない方は、混雑を避けるため、桟敷席から離れた場所での観覧になります。
桟敷席の種類・料金
- 全マス(約1.7m×約1.7m、6人まで)2万2,000円
- 半マス(約1.7m×約0.85m、3人まで)1万1,000円
土浦全国花火競技大会の見どころや評判
スターマインの歴史は土浦の花火の歴史とも言え、数百発の花火を絶妙なタイミングと多彩な変化で楽しませます。
昭和34年(第28回)に「速射連発の部」を競技部門のひとつとして始まり、昭和57年(第51回)から「スターマインの部」として独立しました。
以後花火師の誇りと名誉をかけた競争が繰り広げられている「スターマインの部」は土浦の花火を代表する重要な部門になっています。
土浦の花火大会は、「スターマイン日本一」を決める大会とも言われていて、花火師たちは、数百発の多種多様な花火を組み合わせたスペシャルスターマインを持ち込んできます。
絶妙なタイミング、色とりどりの花火の迫力は圧巻で、観る人の心をとらえて離しません。
ほんと綺麗だった
次は全国二位の土浦花火大会#いなしき夏祭り花火大会 pic.twitter.com/y1jC0LX9P6— 柳 町 陽 大 (@try_0708) 2017年8月19日
昨日の花火
人混みが凄かった…
今年は土浦花火大会に行きたいなぁ
日本3大花火(諸説あり) pic.twitter.com/V6U8cGXQbA— 柑橘類@旅に出よう (@engekigekigeki) 2017年8月5日
土浦全国花火競技大会の動画
土浦全国花火競技大会のまとめ
土浦の花火大会はあくまで『競技大会』という事が最大の特徴であり、見どころです。
競技部門の花火は『スターマインの部』『10号玉の部』『創作花火の部』の3つの部門に分けられています。
2時間半の間に打ち上げられる花火の数が約2万発もあり、途切れることなく花火が打ち上げられる状態です。
関東どころか全国で人気の高い花火競技大会は一見の価値ありです。