麻雀のタンヤオという役はとても出現率が高く、20%以上の割合という事です。
基本的な役の1つで、初心者から上級者まで狙いやすい手役です。
他の役とも複合し打点を高くすることも可能です。
プロの雀士の中にも得意な役はタンヤオ、好きな役はタンヤオという人もいるほど人気の役でもあります。
出現しやすい役ではありますが、もちろん狙わないとできない役でもあります。
ここではタンヤオの作り方や狙い方のコツを初心者にもわかりやすいく解説していきます。
目次
タンヤオと言う役について
まずはタンヤオという役をしっかりと理解する必要があります。
ここでは
- タンヤオ役の説明
- タンヤオ役の点数
- タンヤオ役のルール
それぞれについて解説していきます。
タンヤオ役の説明
タンヤオという役は手配全てが2から8までの数字で出来ている役になります。
1、9、字牌が含まれているとタンヤオとして成立しません。
2から8までの数字だったら順子であっても暗刻であっても問題ありません。
こちらは萬子の一が含まれてしまっているので、タンヤオになりません。
これが一ではなく四だったらタンヤオとして成立します。
タンヤオ役の点数
タンヤオは1翻役となります。
暗刻があるとき、鳴いたときなどで点数は変わりますが、基本的に1,000点から1,300点の打点になります。
親の点数だと1,500点から2,000点になることが多いです。
タンヤオのみですと打点が低いので、ドラと組み合わせたりして打点を高くします。
ドラ以外にもピンフ、三色、一盃口、リーチなどの役とも複合しますので、役を重ねて高打点を狙うと良いです。
タンヤオ役のルール
基本的にタンヤオはポンやチーなどをしても成立するルールが多いですが、「ナシナシ」というルールではポン、チーをするとタンヤオとして成立しなくなるルールがあります。
フリー雀荘の多くは「アリアリ」というルールになっており、鳴いてもタンヤオとして成立するお店が多いです。
仲間内などでセットをするときは事前にルールの確認をしておくのが良いです。
もしナシナシのルールでポン、チーをしてあがった時の手配がタンヤオのみだった場合は、タンヤオとして成立しませんのでチョンボとなってしまいます。
タンヤオの作り方や狙い方のコツ
タンヤオを出現しやすい役の1つで、上がりやすい役でもあります。
しかし、狙っていかないとできる役ではありません。
では、どうやって狙っていくのがよいのでしょうか。
作り方はどんなところにポイントがあるのでしょうか。
ここでは紹介する内容は
- タンヤオに不要な牌を捨てていく
- ポン、チーで鳴いて仕掛ける
- タンヤオを狙うテクニック
- 牌を切る順番を意識する
それでは詳しく見ていきましょう。
タンヤオに不要な牌を捨てていく
タンヤオは2から8の牌のみで成立する役なので、1、9、字牌は必要ありません。
1、9、字牌が手配にあったら随時捨てていく感じが良いと思います。
捨て牌から相手にタンヤオを狙っている事がバレてしまう事もありますが、最初のうちは気にしなくて良いと思います。
それよりもテンパイに向けて自分の手を進めていく方があがりやすくなります。
ポン、チーで鳴いて仕掛ける
ルールがアリアリの場合に限りますが、ポンやチーをして手配を進めていくと上がりやすくなります。
鳴くときのポイントは、なるべく「カンチャン」「シャボ」の部分を鳴いていくと良いと思います。
リャンメンを鳴いてカンチャンが残ってしまうと上がりにくくなってしまい、相手からリーチができたときも勝負が不利になってしまいます。
鳴いてあがりに向かうことで上がりやすさは増しますが、鳴きすぎもよくありません。
鳴く数は2回、2フーロぐらいまでが良いと思います。
それ以上鳴いてしまうと、相手のリーチが来た時に捨てる牌の候補が少なくなり不利な状況となってしまいます。
タンヤオを狙うテクニック
手配に1、9字牌が含まれていてメンツや雀頭になっているからタンヤオにならない。
そういう状況があります。
しかし、そういった状況でもタンヤオを狙う事は可能です。
こちらはイーシャンテンの手配です。
雀頭が索子の1になっているので、タンヤオにはならない形になっています。
順目にもよりますが、この場面では安全牌の西を残し索子の8を切りたくなります。
しかし、ここで西を切り索子の8がトイツになったら索子の1と雀頭を変更する事ができます。
雀頭を1と8を変更できればタンヤオの成立となります。
8が場に捨てられていたりしたらトイツになる可能性が低いので、捨てられていない牌があったら雀頭を入れ替えられるように1枚持っているとタンヤオになりやすくなります。
しかし、巡目や点棒状況によっては安全牌を持っている方が有利なときもあります。
点数が少ない時は点数を高くするように手を作り、点数を持っているときは相手に振り込まない様に安全牌を持っているのが良いと思います。
牌を切る順番を意識する
こちらの手配の場合は、ピンズの①と②を外すのが一般的です。
①と②を切るときですが、切る順番によりタンヤオのできる確率が変わってきます。
タンヤオを狙う場合、ここは①を先に切り次に②を切ります。
その理由は②がトイツになる可能性があるからです。
②がトイツになったら萬子の九と雀頭を入れ替える事ができるので、タンヤオが成立します。
可能性としてはわずかな確率ですが、このわずかな可能性を積み重ねていくと平均打点や勝利数にも繋がっていきます。
麻雀プロの人も手役作りをするときは、役に必要な牌を残しながら手を進めていきます。
abemaTVでプロの対局をみると解説が付いているのでわかりやすく見る事ができ、勉強になると思います。
タンヤオ(断么九)の作り方や狙い方のコツまとめ
タンヤオ(断么九)の作り方や狙い方のコツを初心者でもわかりやすく紹介させて頂きました。
タンヤオという役は手配全てが2から8までの数字で出来ていると成立する役になります。
点数は高くはありませんが、他の役と複合しやすく高打点になりやすいです。
鳴いたときにタンヤオが成立するかどうかはルールによって変わります。
事前にルールの確認をしておきましょう。
タンヤオを作り方のコツでは
- タンヤオに不要な牌を捨てていく
- ポン、チーで鳴いて仕掛ける
- タンヤオを狙うテクニック
- 牌を切る順番を意識する
以上について紹介させて頂きました。
麻雀をするときに意識して手配を進めると、タンヤオができやすくなると思います。
麻雀初心者のうちは、回数をこなせばこなすほど上手くなっていきます。
また実践だけではなく、他の人が麻雀をしているのも良い勉強になります。
時間があるときは麻雀動画を見るのも強くなる方法の1つだと思います。