「麻雀」と聞くと、ギャンブルや悪い人達が行うものと言う印象が強いと思います。
映画などでも裏組織みたいな人たちが麻雀をしていたりとイメージはけっして良くないと思います。
パチンコや競馬と並んで、サラリーマンが身を滅ぼす3大ギャンブルの1つとも言われています。
そんな麻雀ですが、今では「健康麻雀」として全国各地に会場が出来る程人気が出ています。
悪い印象が強い麻雀がどうしてこんなに流行っているのか。
健康麻雀が流行っている理由について紹介したいと思います。
目次
健康麻雀とは
「賭けない、飲まない、吸わない」というキャッチフレーズがある程で、ギャンブルとしてではなく「健康を目的」として麻雀をする事です。
賭けない
賭けないというのは、つまりノーレートで麻雀をすると言う事です。
かかる費用は会場を借りる場所代のみという事になります。
飲まない
飲まないと言うのはお酒の事です。
麻雀と言ったらお酒を飲みながらする人も多くいます。
しかし、健康麻雀はお酒を飲まないで行いまうす。
吸わない
吸わないと言うのはタバコの事です。
タバコを吸わないので麻雀をするので、それが健康に繋がると言う事です。
誰しもが吸わないので、副流煙などを気にする事もありません。
健康麻雀が人気の理由5つ
麻雀は頭を使うゲーム
麻雀というゲームは1雀頭4メンツを作り上げるゲームです。
作り上げた形により役があり点数が決まっています。
形を作り上げるために順番に牌を1枚引き1枚捨てる事を繰り返します。
1枚捨てる時に、どの牌を捨てれば効率よく形を作り上げるか考えなくては行けません。
どれを捨てたら何種類何枚の受け入れ枚数があるか、という事を考えながらゲームをするので、頭の体操になります。
また、将棋や囲碁と違い、自分の手牌は相手に見えないようになっています。
相手がどういう手牌になっているのか想像しなくてはいけません。
捨て牌、息づかい、表情などから推理し自然と五感を使うようになるのです。
脳のトレーニングにもなるので、「脳トレ麻雀」と言われたりもしています。
牌の扱いで指先を使う
麻雀牌を引いたり捨てたりする動作に実はかなり指先を使用します。
簡単そうに見えますが、しっかりと行わないと牌をポロポロ落としてしまい、どの牌を引いたか相手に分かってしまいます。
自分の手牌を綺麗に並べたり、捨て牌を綺麗に揃えてり、牌をとった時に素早く整理するなどかなり指先を使います。
指先を使う事でボケ防止になるという訳なのです。
健康麻雀はノーレート
麻雀をすると基本的にレートと言うのがあり、お金を賭けて行うのが一般的です。
しかし、健康麻雀では一切お金を賭けません。
純粋に麻雀というゲームを楽しむために行うのです。
そのため初心者でも気軽に始めやすく人気が出ている理由でもあります。
人との交流ができる
麻雀は4人で行うゲームです。
卓を囲って行うので、会話をしながら行う事ができゲームを行いながら人との交流をする事が出来ます。
麻雀というゲームを楽しみながら人との交流も同時に楽しむ事ができるところにも人気の秘密はあります。
礼儀正しく行う
麻雀は自分の手牌を隠して相手の裏をかくゲームでもあります。
そのためプレイヤーの品位が表れやすいです。
健康麻雀ではまず基本的にマナーをしっかりと指導します。
始まる前の挨拶や終わった後の挨拶はもちろん、ゲーム進行中の発声などもしっかりと行うようにしています。
そのため、勝っても負けても気持ちよくゲームをする事が出来るのです。
健康麻雀が人気な理由まとめ
「頭を使う」「手先を使う」「人と会話する」この3つの事をたくさんやっている人は認知症になりにくいといますが、健康麻雀ではこの3つの事をやっています。
「健康麻雀」の脳への効果を調査した結果、麻雀中の高齢者の脳内血流の変化が知的活動の中核となる前頭葉での血流が増加しました。
また、他人の気持ちを推し量ることに関わる側頭頭頂接合部という箇所の活動も活発化しました。
麻雀をしている高齢者の脳年齢は実年齢より3歳若かったという結果になっています。
全国各地に健康麻雀を行う場所は増えてきていますが、会場ではなく家族で麻雀を行うのも良いと思います。
麻雀牌とマットはインターネットでも購入する事ができ家庭でも麻雀をする事が出来ます。
山を積んだりする時にも指先を使うので健康的効果を発揮します。
麻雀牌とマットの詳細はコチラから確認出来ます。