麻雀というゲームは覚える事が多く、なかなか入り込めないイメージがあります。
まずはどういった形になればあがる事ができるのか覚えます。
あがれる形を覚えたら次は「役」を覚える必要性があります。
役の種類はたくさんあり、作りやすい役、作りにくい役など様々です。
ここでは初心者の方でも作りやすいおすすめな手役と、作り方のポイント、狙い方のコツについて紹介していきます。
目次
麻雀の役を覚える重要性
おすすめな役を紹介する前に、まずは役を覚える重要性をお伝えしたいと思います。
上級者ともなると、麻雀の役がわからない人は誰もいません。
それに役を覚えるメリットは多く、勝負にも勝ちやすくなります。
ここで紹介する役を覚える重要性は
- あがりやすくなる
- 点数が分かりトップを狙いやすい
- 相手の手配を推測できるようになる
それでは詳しく解説していきます。
あがりやすくなる
まず役を覚える事であがりやすくなります。
麻雀は手配を揃えあがる事ができないと点数が増えず、勝つことができません。
役がないとあがる事ができないので、覚える事は必須になります。
点数が分かりトップを狙いやすい
役にはそれぞれ点数があります。
そのため、トップを狙うのに必要な点数を作るのに役作りが必要になります。
また、ゲームが始まったばかりなどで点数が同じぐらいだったら、なるべく高い点数を狙うという事ができます。
高い点数を取れる役ができれば、その後の展開を有利に進めることができます。
相手の手配を推測できるようになる
相手が「ポン」や「チー」を行った時、全員に見えるように手配を晒します。
その牌を見ながらどの役を狙っているかという推測がしやすくなります。
狙っている役が推測できれば、それに関連する牌を捨てるのは危険という事がわかるので、振り込む確率を減らすことができます。
相手に振り込んでしまうと負ける可能性が高くなってしまうので、危険牌を切らない様にすることは負けないようにする上で大切な事になります。
麻雀に慣れるにはやり込み度が必要です。
頭で理解する事が多いので、体で覚える感覚が大切です。
時間があるときはアプリなどで練習するのも良いと思います。
麻雀初心者におすすめ役5選
それではおすすめな役を紹介したいと思います。
役を紹介するのと合わせて、作り方のコツや狙い方のポイントも紹介したいと思います。
ここで紹介するおすすめな役は
- 立直:リーチ
- 役牌:ヤクハイ
- 平和:ピンフ
- 断幺九:タンヤオ
- 七対子:チートイツ
それでは詳しく解説していきます。
おすすめ役① 立直:リーチ
まず最初に紹介する役は「リーチ」です。
チーやポンなどをせず、門前(メンゼン)でテンパイしたときに可能な役になります。
テンパイして「リーチ」と発生し、1,000点棒を場に出すことで成立する役になります。
メンゼンでテンパイしている状況であれば形や待ちはなんでも大丈夫です。
注意しなくてはいけないのは、リーチをしたあとは手配を変更する事はできません。
ですので、自分のあがり牌以外は捨てる事になります。
ちなみに場に出した点棒はあがった人の物になります。
自分があがれば点棒は戻ってきますが、他の人があがった場合はあがった人が1,000点棒を持っていきます。
リーチは点数が高くなり、先行リーチをすると相手が安全牌を切るようになったりと手配の進行を遅らせる事ができます。
最初は鳴かずにリーチを目指して手を進めていくと良いと思います。
序盤に鳴ける牌がでても1枚目は我慢したりすると、意外とメンゼンで手配ができあがるものです。
3、6待ちのリーチ手配
9、北待ちのリーチ手配
おすすめ役② 役牌:ヤクハイ
次に紹介するおすすめな役は「役牌」です。
役牌は3枚揃える必要がありますが、メンゼンでも鳴いても役として成立します。
さらに役牌は一翻役ですが、鳴いても同じ1翻役になります。
役牌に必要な字牌は「東」「南」「西」「北」「白」「發」「中」の7種類になります。
白、發、中の三元牌はいつでも役牌として役になりますが、東南西北の風牌は場風か自風のどちらかでないといけません。
東場であれば「東」が場風となり、全員にとって「東」が役となり、「南場」であれば全員にとって「南」が役となります。
自風はその局開始時の親の位置によって異なります。
親の位置からみて自分の位置が「南家」であれば風牌は南となり、「西家」で風牌は西となります。
また場風が東で自風も東の場合はダブ東(ダブトン)となり、2飜役となります。
点数が高くなるので、1枚でも持っている場合は他の字牌から捨てていくのがセオリーです。
役牌での上がりを狙うときはメンゼンで揃えられる確率はそれほど高くないので、他の人が捨てたら「ポン」をすると良いです。
また配牌時に1枚でも重なる可能性があるので、他の人が捨てるまでは持っていても良いと思います。
おすすめ役③ 平和:ピンフ
ピンフは作りやすい役の1つで、雀頭と順子4つで構成された手配です。
手配の数字が234、567、678という階段のような感じで続いている手配です。
暗刻があるとピンフではなくなってしまいます。
また、雀頭が役牌の場合はピンフになりませんので、局開始時に自分の役牌はどれなのかしっかりと把握しておく必要があります。
三、六待ちのピンフの手配の形
ピンフにならない手配の形
この形だと雀頭が三元牌の發になっているのでピンフになりません。
また、待ちがカンチャンの8になってしまっています。
ピンフは待ちが両面(リャンメン)である必要があります。
ピンフはリーチと役が複合するので、「リーチ、ピンフ」で2飜となり上がり点数が高くなります。
おすすめ役④ 断幺九:タンヤオ
タンヤオは手配の全てが2から8までの牌で出来ている手配になります。
1、9、字牌が含まれているとタンヤオにはなりません。
タンヤオの条件は2から8までの牌で作る事なので、ピンフのように待ちがリャンメンでなくても成立します。
また全て順子である必要がありませんので、暗刻があっても大丈夫な役となります。
1飜役となりますが、鳴いても役が成立します。(そうじゃないルールもあります。)
配牌で2から8の牌が多かったら狙っていける役です。
リーチ、ピンフと複合し「リーチ、タンヤオ、ピンフ」の3飜となります。
⑦、3待ちのタンヤオの手配
タンヤオの作り方の詳細や狙い方はこちらでも紹介しています。
おすすめ役⑤ 七対子:チートイツ
最後に紹介するオススメな役はチートイツです。
チートイツはメンゼンでのみ成立する役になります。
手配の形は簡単で雀頭を7つ作るという感じです。
トイツが4つ以上、手配によっては3つ以上あったらチートイツも視野に入れつつ手配を進めていくのが良いと思います。
チートイツでテンパイした時の待ちは必ず単騎待ちとなります。
そのため、字牌など他の人が捨てやすい牌で待つことが多いです。
チートイツはリーチ、タンヤオと複合する役になります。
麻雀初心者におすすめ役まとめ
ここでは麻雀初心者におすすめな役5選を紹介させて頂きました。
まず大切なのは役を覚えるという事です。
麻雀の役を覚えると
- あがりやすくなる
- 点数が分かりトップを狙いやすい
- 相手の手配を推測できるようになる
といったメリットがあります。
おすすめ役5選では
- 立直:リーチ
- 役牌:ヤクハイ
- 平和:ピンフ
- 断幺九:タンヤオ
- 七対子:チートイツ
こちらの5つを紹介させて頂きました。
どれも狙いやすい役なので狙ってみてください。
麻雀はやるだけでななく他の人がやっているのをみても勉強になります。
時間があるときは麻雀動画を見るのもオススメです。
AbemaTVは麻雀プロの試合が解説付きで見れるので、見てて分りやすいし勉強になると思います。