パチンコ・スロット情報

パチンコ屋に忘れ物をしたら?保管期間と電話のしかたを元店長が解説

更新日:

「パチンコ屋に財布を置いたまま帰ってしまった」

「家に着いたらアイコスがない。たぶん台の上だ」

そんなふうに焦って、この記事を開いた人も多いと思います。

 

先に答えを書きます。

  • パチンコ屋に忘れ物をしても、店から連絡が来るとは限りません(僕のいた店では、店からは連絡せず、問い合わせがあってから対応していました)
  • 気づいたら、すぐ店に電話して、日時・台番号・物の特徴を伝えましょう
  • 保管期間は店によります。僕のいた店では、ライターや傘などは約2か月保管し、財布・現金・スマホなどの貴重品は2〜3日で警察へ届けていました。店にないときは、警察に届いていることもあります

 

この記事で分かること:

  • 忘れ物に気づいたら、電話で何を伝えればいいか
  • 忘れ物は店でどのくらい保管されるのか
  • 財布・現金・身分証が警察に届くのはどんなときか
  • アイコス・イヤホン・ロッカー・傘・会員カードの場合
  • 店で落とし物を拾ったときにすること

 

僕は2008年から2016年ごろまで、約8年間パチンコ店で働いていました。

店員から始めて、最後は店長です。

忘れ物を預かる側、問い合わせの電話を受ける側だった立場から、お店側の目線で説明します。

 

なお、僕の話は10年ほど前の、僕のいた店での例です。

今の忘れ物の扱いは店ごとに違うので、最後は忘れたお店に確認してください。

 

パチンコ屋の忘れ物は、店からの連絡を待たない。気づいたらすぐ自分から電話する

忘れ物に気づいてから受け取るまでの流れを、先に図にしました。

パチンコ屋で忘れ物に気づいてから受け取るまでの流れ。店に電話、店になければ警察に問い合わせる

※流れや保管期間は店ごとに違います。

 

店から連絡が来ないこともある。僕のいた店は問い合わせを待っていた

僕のいた店では、忘れ物が見つかっても、店からお客さんに連絡はしていませんでした。

お客さんから「忘れ物をした」と問い合わせがあってから、対応していました。

 

そもそも忘れ物の多くは、ライターや傘のように名前が書いていない物です。

こうした物は、店が持ち主を探そうとしても手がかりがほとんどありません。

 

もちろん、店によっては連絡をくれるところもあるかもしれません。

ただ、待っていても連絡が来ない店もある、ということです。

「連絡が来るまで待つ」ではなく、気づいた時点で自分から電話してください。

 

電話は、店の営業時間中に、店の代表番号にかけてください。

店の番号は、店の公式サイトやパチンコ店の情報サイトで調べられます。

 

電話で伝えるのは「日時・台番号・物の特徴」

僕のいた店で、忘れ物の電話を受けた店員が聞いていたのは、主に2つです。

  • 物の特徴
  • 遊技していた場所(どの台に座っていたか)

 

この2つが分かると、店員は「その日にその台のあたりで回収した物」を探せます。

電話をかける前に、次のことをメモしておくと話が早いです。

  • 来店した日と、だいたいの時間帯
  • 座っていた台番号(分からなければ、機種名や島の場所)
  • 物の色・形・メーカー・中身など、ほかの人の物と見分けられる特徴
  • 台以外に寄った場所(トイレ、休憩所、喫煙所など)

 

島とは、台が背中合わせに並んでいる1列のかたまりのことです。

台番号を覚えていなくても、たとえば「入口から2番目の島の、右から3台目くらい」と伝えれば、店員が探す手がかりになります。

 

➡ パチンコの休憩札は何分まで?帰ると出禁?元店長が店側の本音を解説

 

取りに行くときは身分証を持っていく

忘れ物が店にあると分かったら、受け取りに行きます。

僕のいた店では、取りに来たお客さんに身分証明書を見せてもらい、受け取りのサインをもらってから渡していました。

 

本人確認のしかたは店によって違います。

ただ、身分証を求められることは多いと思っておいたほうがいいです。

忘れた物が財布で身分証も中に入っている場合は、電話のときに「何を持って行けばいいか」を聞いておきましょう。

 

監視カメラで探してもらえるかは店による。まずは特徴と場所を伝える

「監視カメラで探してもらえないか」と考える人もいると思います。

ただ、僕のいた店では、忘れ物を探すのに監視カメラを見たことはありませんでした。

カメラを確認してもらえるかどうかは、店ごとの判断になります。

 

僕のいた店では、忘れ物は店員が回収して、店で預かっていました。

なので、まずは物の特徴と遊技していた場所を伝えて、預かっている物の中にあるかを確認してもらうのが近道です。

 

もし「盗まれたかもしれない」と思う場合は、忘れ物ではなく盗難の話になります。

その場合は店員に相談しつつ、被害届は自分で警察に出すことになります。

 

忘れ物の保管期間は店による。僕のいた店では約2か月だった

忘れ物を店が何日保管するかは、全国で決まった数字があるわけではありません。

店ごとのルールで決まっています。

 

僕のいた店では、ライターや傘などの忘れ物は2か月ほど店で保管していました(財布・現金・スマホなどの貴重品は別の扱いで、このあと書きます)。

ただし、これは10年ほど前の僕のいた店の例です。

今は扱いが違う店もあるので、「2か月あるから大丈夫」とは考えないでください。

 

休憩札の時間切れで回収された玉・カードも、店で預かっていることがある

忘れ物は、トイレや休憩所に置き忘れた物だけではありません。

休憩札を置いたまま時間を過ぎた台に残っていた玉やカードも、店員が回収することがあります。

 

僕のいた店では、休憩札の時間切れで台に残っていた玉・カードは、店員が回収して店で預かり、2か月ほど保管していました。

この場合も、店からお客さんに連絡はしていません。

 

休憩札とは、台を離れている間も「この台は使用中です」と示すための札のことです。

休憩に出たまま戻れなかった人は、玉やカードが店で預かられていないか、あわせて問い合わせてみてください。

 

保管期間が過ぎた物は、僕のいた店では警察に届けていた

僕のいた店では、2か月の保管期間を過ぎた物は警察に届けていました。

 

つまり、店に問い合わせて「もうありません」と言われても、警察に届いている可能性があるということです。

期間が過ぎた物をどうするかは店によって違うので、店に「もうない」と言われたら、「警察に届けましたか」と聞いておくと次の動きが決めやすくなります。

 

なお、落とし物の扱いは「遺失物法」という法律でも決められています。

この法律の決まりは、次の章で説明します。

 

郵送してもらえるかは、電話のときに聞いておく

遠くの店で忘れ物をして、取りに行くのが大変なこともあると思います。

僕のいた店では、郵送してほしいと頼まれたことは一度もありませんでした。

 

郵送してもらえるか、送料はどうなるかは、店に聞いてみないと分かりません。

取りに行けない事情があるときは、最初の電話のときに相談してみてください。

 

財布・現金・身分証の忘れ物は警察に届けられていることもある(2026年10月時点)

僕のいた店では、財布・現金・スマホは一旦店で預かっていた

僕のいた店では、財布・現金・スマホが見つかったら、一旦お店で預かっていました。

店で預かる物と警察に届ける物は、貴重品か、貴重品でないかで分けていました。

預かった物は、カウンター裏の棚や金庫で保管していました。

そして貴重品は、店に置いたままにはせず、2〜3日のうちに警察へ届けていました。

なので財布やスマホは、忘れてから数日たつと、もう店ではなく警察にある、ということもあります。

 

ここは店ごとに扱いが違うところです。

財布やスマホを忘れたら、店に電話するときに「警察に届けたかどうか」も確認しておきましょう。

 

遺失物法では、店などの施設は原則1週間以内に落とし物を警察へ提出する

遺失物法では、店などの施設が落とし物を受け取ったときの決まりがあります。

都道府県警の案内をもとに、主なところを表にしました(2026年10月時点)。

 

項目 決まり(2026年10月時点)
店などの施設が落とし物を受け取ったとき 原則1週間以内に警察署長に提出する
特例施設占有者(一定の公共交通機関や、公安委員会の指定を受けた施設) 2週間以内に警察に届け出れば、自分で保管できる
10万円以上の現金などの高額な物 特例施設占有者でも1週間以内に提出。自分で保管できない
警察に届いた物の保管期間 届けられた日から3か月
傘・衣類など安くて数が多い物 公告から2週間以内に持ち主が分からなければ、売却されることがある

出典: 神奈川県警・島根県警・警視庁・愛知県警の公式ページ

 

どの店が特例施設占有者の指定を受けているかは店によって違い、利用者からは分かりにくいところです。

僕のいた店の「貴重品は2〜3日で警察へ、それ以外は2か月ほど保管」は、10年ほど前の一つの店のやり方で、今のお店がどうしているかとは別の話です。

 

大事なのは、今は店によって扱いが違うということです。

2か月あると思って待たずに、気づいたらすぐ店に問い合わせて、店になければ警察に当たってください。

 

店にないと言われたら、警察の落とし物検索と警察署への電話

広島県警の案内では、店などの施設で落とし物をした場合は、その施設にも問い合わせるよう書かれています(2026年10月時点)。

店に聞いてもなかったときは、警察に当たります。

 

警察庁のサイトから、各都道府県警の落とし物検索のページに進み、届けられた落とし物を探せます(2026年10月時点)。

ただ、栃木県警の案内にもあるとおり、警察に届いてから検索できるようになるまで時間がかかります。

急ぐなら、店の近くの警察署に電話して聞くのが早いです。

警察署の受付時間は都道府県によって違います。

 

財布・カード・免許証をなくしたら、見つかるのを待たずに止める

財布をなくしたときに怖いのは、中のカードを使われることです。

クレジットカードやキャッシュカードは、見つかるのを待たずに、カード会社や銀行に連絡して利用を止めてください。

 

免許証や保険証が入っていた場合は、それぞれの発行元に再発行の方法を確認しておくと安心です。

 

ちなみに、島根県警や警視庁の案内では、携帯電話・免許証・カード類など個人情報が入った物は、持ち主が見つからなくても、拾った人の物にはならないとされています(2026年10月時点)。

 

アイコス・イヤホン・ロッカー・傘・会員カードの忘れ物は、物ごとに伝えることが違う

僕のいた店で、よくあった忘れ物を多い順に並べると、こうなります。

順位 よくあった忘れ物
1位 ライター
2位 傘
3位 会員カード

 

1位のライターのような小物から、傘、カードまで、忘れ物の種類はさまざまです。

ここからは、検索されることが多い物ごとに、何をすればいいかをまとめます。

 

アイコス・イヤホンなど小物は、台の上や台の下・トイレを伝える

アイコスのような加熱式たばこやイヤホンは、小さいので置いた場所を忘れやすい物です。

電話では、置いたかもしれない場所を伝えましょう。

  • 台の上や、灰皿・ドリンクホルダーのまわり
  • 台の下や、椅子のすき間
  • トイレ、休憩所、喫煙所

 

色や型番、ケースの特徴なども伝えると、ほかのお客さんの物と見分けてもらいやすくなります。

 

ロッカーに入れたまま帰ったら、鍵や番号を伝えて問い合わせる

店のロッカーに荷物を入れたまま帰ってしまった場合も、まずは店に電話です。

ロッカーの番号や、鍵を持っているかどうか、中に入れた物の特徴を伝えてください。

 

ロッカーの中身をいつ・どう回収するかは、店ごとに違います。

鍵を持ち帰ってしまった場合は、返し方も一緒に聞いておきましょう。

 

傘は取りに来ない人が多い。警察に届くと短い期間で売却されることも

傘は、僕のいた店でも2番目に多い忘れ物でした。

しかも、取りに来ない人が多いのが傘です。

 

打っている間に雨がやんで、傘のことを忘れて帰ってしまうこともあると思います。

取りに来なかった傘がその後どうなるかは、店によって違います。

 

警察に届いた傘や衣類などは、公告から2週間以内に持ち主が分からなければ、売却などされることがあります(島根県警、2026年10月時点)。

大事な傘なら、なるべく早く問い合わせてください。

 

会員カード・ICカード・貯玉カードは、すぐ店に連絡する

会員カードは、僕のいた店で3番目に多い忘れ物でした。

 

貯玉とは、出した玉やメダルを会員カードに貯めておける仕組みのことです。

貯玉が入ったカードや、残高のあるICカードを忘れたら、すぐ店に連絡して事情を伝えましょう。

 

カードを止めてもらえるか、再発行や貯玉の引き継ぎができるかは、店ごとに違います。

ほかの人が拾ったカードを使えば、窃盗などの罪に当たるおそれがあります。

だからこそ、早めに店に伝えておくことが大事です。

 

➡ パチンコ店でICカード、コインが紛失・盗難されたらどうなるか元店員に聞いてみた

 

貯玉は、店が閉店したときの扱いも気になるところです。

 

➡ パチンコ屋が潰れたら貯玉はどうなる?補償基金と閉店の前兆を元店長が解説

 

店で落とし物を拾ったら、店員に渡す。持ち帰ると罪になるおそれ

ここまでは忘れた側の話でしたが、逆に店で落とし物を拾った場合です。

答えはシンプルで、拾ったらそのまま店員に渡してください。

 

愛知県警の案内では、店などの施設で拾った物は、24時間以内に施設の人に届けないと、お礼(報労金)などの権利がなくなるとされています(2026年10月時点)。

報労金とは、落とし主から拾った人に払われるお礼のことで、落とし物の価値の5〜20%の範囲です。

施設の中で拾った場合は、拾った人と施設で半分ずつ(2.5〜10%ずつ)になります。

 

拾った財布を持ち帰ったり、中のお金を抜いたりすると、窃盗や遺失物等横領などの罪に当たるおそれがあります。

台に残っている玉やカードも同じです。

自分の物でなければ、触らずに店員を呼ぶのがいちばんです。

 

➡ パチンコの立ち見は禁止?友達の台を見ていい?店のルールとマナー

 

パチンコ・スロットを楽しむときの注意

パチンコ・スロットは、18歳未満は遊技できません。

遊技は、生活に影響しない、余裕のあるお金の範囲で楽しんでください。

 

のめり込みに不安がある人は、「リカバリーサポート・ネットワーク」に相談できます。

  • リカバリーサポート・ネットワーク:https://rsn-sakura.jp/
  • 電話:050-5846-3952(月〜金 10:00〜22:00、受付は21:30まで、祝日を除く)

 

まとめ

  1. パチンコ屋の忘れ物は、店から連絡が来るとは限らない。僕のいた店も問い合わせを待っていた。気づいたらすぐ電話する
  2. 電話では日時・台番号・物の特徴を伝える。取りに行くときは身分証を持っていく(僕のいた店は身分証と受け取りサイン)
  3. 保管期間は店による。僕のいた店は、貴重品は2〜3日で警察へ、それ以外は約2か月保管して、過ぎた物は警察に届けていた。待たずにすぐ問い合わせる
  4. 店にないときは、警察の落とし物検索や警察署へ。カード類は見つかるのを待たずに利用を止める
  5. 傘は取りに来ない人が多く、警察に届くと短い期間で売却されることもある。会員カード・貯玉カードは早めに店へ
  6. 店で落とし物を拾ったら、すぐ店員に渡す

 

関連記事

➡ パチンコの休憩札は何分まで?帰ると出禁?元店長が店側の本音を解説

➡ パチンコ店でICカード、コインが紛失・盗難されたらどうなるか元店員に聞いてみた

➡ パチンコ屋が潰れたら貯玉はどうなる?補償基金と閉店の前兆を元店長が解説

➡ パチンコの立ち見は禁止?友達の台を見ていい?店のルールとマナー











-パチンコ・スロット情報

Copyright© 情報配達屋 , 2026 AllRights Reserved Powered by AFFINGER4.